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2004年11月30日
クトゥルー神話事典、在庫払底! 特に名を秘す某M編集長@学研から連絡がありまして、このほどめでたく、学研M文庫版『新訂 クトゥルー神話事典』の在庫が底をついた、とのこと。店頭在庫が無くなった時点で絶版となりますので、お買い漏らしの方は、この機会に書店へ急げ!(笑)
同書はM文庫創刊当初のイケイケどんどん狂想曲のさなか出版されたもので、小生の本としては異例の大部数だったのですね。それだけに完売の知らせには感無量でありますとともに、購読者の皆さまには改めて篤く御礼申しあげます(平伏)。
そんなに売れてるのに、なぜ増刷しないで絶版なのか?
ふっふっふ、これまた嬉しいことに、増補改訂版を作成していいよ、とのお達しをいただいたのでした。『クトゥルー神話事典 第三版』(仮)ですな。せっかくの機会なので、たんなるデータの増補にとどまらぬ趣向を凝らしたいと思っておりますゆえ、なにとぞ御期待ください! あ、リクエストなんぞありましたら、コメントかトラックバックをよろしく〜。
isbn:4-05-900023-X
↑すでにbk1では在庫切れとなった模様です……。
投稿者 東 雅夫 : 2004年11月30日 23:53 | コメント (0) | トラックバック (0)
2004年11月27日
小説推理1月号、入荷しました 取り急ぎ、御案内申しあげます。
もしも、書影をクリックしても注文画面に移行できない場合は、お手数ですが右下の検索窓から「小説推理」で検索をかけてください。2ページ目くらいで見つかるはずです。
投稿者 東 雅夫 : 2004年11月27日 10:12 | コメント (2) | トラックバック (0)
2004年11月26日
ニューフェイス! いよいよ『幽』の校了も最終日。第1号の豪華執筆陣に加えて、今号ではフレッシュな顔ぶれが新たに参入、ますます誌面充実の一途をたどっていて、もうどうしましょう、という感じです。
まず小説では、山白朝子が登板。え? ヤマシロアサコって誰よ!? そそそ、それだけは口が裂けても言えない約束……(笑)。とにかく読んでみてください、ジャパネスクな味わいと奔放な奇想の切れ味、ただものではないことを実感していただけると思います。
漫画も大充実。先に御紹介した新人・伊藤三巳華に加え、目下売り出し中の五十嵐大介、中山昌亮の両気鋭が、実話テイストあふれる好短篇を描いてくださいました。
さらに実話怪談にも異色の新星が! 「北アルプスの風」という山歩きの有名サイトを主宰する安曇潤平が、とびきり怖い「山の霊異記」をひっさげて堂々の活字デビューを飾ります。
また研究批評コーナーでは、東アジア恠異学会の共同執筆によるユニークな新連載企画「怪談考古学(アルケオロジー)」がスタートします。
詳しくは、まもなく配信の「幻妖通信」巻頭コラムで。御期待ください!
bibid:02493302
投稿者 東 雅夫 : 2004年11月26日 21:24 | コメント (0) | トラックバック (0)
鳥を見た! いやべつに、ただたんに自慢したかっただけです……。
ごく一部の方限定の話題ですいません。
isbn:4-488-20602-6
isbn:4-08-748531-5
isbn:4-16-714811-0
isbn:4-16-714812-9
投稿者 東 雅夫 : 2004年11月26日 15:21 | コメント (4)
見本到着! 昨日の記事、思わぬ反響に感謝感謝! ふっふっふ、正解はありやなしや……面白いので、もうしばらく募集継続しますね。
とかなんとか言ってるうちに、双葉社さんから『小説推理』1月号の見本が到着。アドニス版『虚無への供物』初復刻をふくむ大注目の特集であります。
bk1にも、まもなく入荷予定です。データの準備が出来次第、こちらでお知らせする手筈をととのえました。商品の性質上、万一売り切れますと、再入荷が難しくなる可能性もあるようですので、早めの御購入をお勧めいたします。
投稿者 東 雅夫 : 2004年11月26日 13:50 | コメント (0) | トラックバック (0)
2004年11月25日
速報! 今度の『幽』はこんな顔 本日も『幽』の校了真っ盛りであります。
朝もはよから青山の祖父江さん事務所に押しかけて、表紙とグラビアを最終決定。
ううーむ、どれも捨てがたくて目移りしますなあ(悩)。
祖父江さん、さすがです。
サテ、最後に残ったのはどのデザイン案だったか……コメントお寄せいただいて正解された方には、なにかオマケのファイルをメールでプレゼントします!(マジ)
【おしらせ】上記の募集は12月2日をもって終了しております。御協力ありがとうございました。
投稿者 東 雅夫 : 2004年11月25日 12:07 | コメント (12) | トラックバック (0)
『幽』校了目前! いやあ〜胸突き八丁まで漕ぎつけましたが……ぼろぼろである。終電に飛び乗り、なんとか森下までたどりついてコンビニに転げこんだら『クウネル』最新号が入荷していたので、ほこほこと買ってしまう。ん、いつのまにコンビニで売るようになったんかい!?
しかしいいなあ〜、このクニャンとした質感! 巻頭特集の「絵本『ちいさいおうち』のふるさとを訪ねて」も、なかなかイイ線ついてるような。さすがにマガジンハウス、腐っても少しは鯛、ってな感じである。
誰も信じてくれないかもしれんのだが、『幽』の構想を温めていた段階で、小生の頭にあったのは、こういう雑誌だったのよ(笑)。それがどうして、小生が手がけると、鬼のように文字ばかり詰まった雑誌になってしまうのかは謎であるが。
ニューイングランドに絵本作家の足跡を訪ねる代わりに、岩手県の心霊スポットに高橋克彦御大をお訪ねすることになるのかも謎であるが……。
↑『幽』2号の強力新連載のひとつ、期待の新鋭・伊藤三巳華のお洒落な心霊体験漫画「憑々草」をチラリと先行公開。べつにマガジンハウスを意識したわけじゃないんですが〜。
bibid:02493302
投稿者 東 雅夫 : 2004年11月25日 01:15 | コメント (0) | トラックバック (0)
2004年11月21日
M文庫、堅調なり 昨日の記事を見て心配されたのか、「伝奇ノ匣は大丈夫か?」という問い合わせをいただいた。ありがとうございます。
幸い、学研M文庫に関しては、伝奇中心の黄色背M文庫(またの名をMasao文庫)も、幻想系中心の白背M文庫(またの名をMasuda文庫)も、今後とも変わりなく刊行していける見込みである。
ちなみに白背マスダ文庫の最新刊が出た。
某編集長の趣味丸出しとおぼしき、坊さん小説集である。幻想でも怪奇でもないが、聖俗両面で闊達な坊主たちの行状が滅法面白く描かれていて読ませる。『鉄鼠の檻』とか好きな方は御一読を(笑)。
isbn:4-06-273247-5
装画・小山利枝子、装幀・齋藤視倭子のコンビによるブックデザイン(小生も『シック』や『ノンセクシュアル』でお世話になっている)も、まことに美麗。
投稿者 東 雅夫 : 2004年11月21日 16:59 | コメント (0) | トラックバック (0)
2004年11月20日
ムー伝奇ノベルのゆくえ ここを御覧の皆さまと『ムー』の定期購読者というのは、限りなく重ならないような気がするので、念のため告知しておくが、ムー伝奇ノベル大賞は、先月応募の締め切られた第五回をもって、いったん休止されることになった。詳しくは『ムー』12月号の「伝奇入門」の対面ページを御参照ください。
まあ事情はいろいろあるのだろうが、いずれ捲土重来を期す方向性も検討されているようなので、前向きなリニューアルにつながっていくことを切に期待したいと思う。個人的にはいろいろ秘策もあるんだが、そのへんは時期尚早なので。もしかすると、アッと驚く逆転本塁打の可能性も残されているようだし(謎)。
いずれにせよ、新選考委員に赤江瀑氏を迎えた第五回の結果に注目したい。最後の最後に、大賞が出るのか!?(出たりして)
isbn:4-05-401573-5
isbn:4-05-401574-3
isbn:4-05-401595-6
isbn:4-05-401863-7
isbn:4-05-401990-0
isbn:4-05-900249-6
isbn:4-05-402006-2
isbn:4-05-402281-2
isbn:4-05-402448-3
isbn:4-05-402420-3
投稿者 東 雅夫 : 2004年11月20日 14:23 | コメント (1) | トラックバック (1)
2004年11月17日
てなわけで、楽志くんを叱りに 文学フリマに行ってきた(嘘)。
いや実をいうと、今回の開催地となった岩本町から秋葉原にいたるエリアは、小生が日常、食事したり仕事したりしているシマのひとつなのであった。
昼前後の時間帯だったが、会場はすでに熱気でむんむん。一階会場を見渡したが知った顔が見あたらないので二階に上がると、ウサギの耳をつけた佐藤弓生と高原英理を発見(笑)。『うさと私』は元本を持ってるので、佐藤さんの歌集『真珠区異聞』を購入。お隣のブースで売っていた『コミックFantasy No.4』にシュオブ『吸血鬼』の漫画版(イタガキノブオ作)が載ってますよー、と教えられ、これも購入。ついでに超短編のブースまで高原氏に案内していただく。
isbn:4-8060-0567-3
isbn:4-06-212519-6
あいにく楽志くんは昼食に出て不在とのことなので、しばらく会場をまわって目についたものを購入、近所のドトールでひとしきり原稿書きをしてから会場に戻る。かくして無事、楽志くんを叱咤激励し(お約束)、ふと傍らを見れば、「お見世出し」で今年度のホラー大賞短編賞を受賞した森山東の直筆コメント付きポップが! なんだ、超短編の人だったんかい(笑)。
↑打倒、森山東を誓う(!?)楽志くんの図
先ほどまで書いていたのは『小説推理』来月号の「幻想と怪奇」時評で、今回のイチオシは当の『お見世出し』だったのである(併録の「お化け」と「呪扇」も受賞作におとらず素晴らしい。特に後者は式貴士も顔負けのエロ・グロ・ナンセンス怪談なのでソレ系の好きな人は必読だ!)。
ちなみに『お見世出し』といえば、先にうっかり「祇園ホラー短篇集」なんぞと書いてしまったが、これは厳密にいうと間違い。物語の舞台となる宮川町は、同じ京の花街でも祇園とはやや離れた場所、それも、かつての晴明社から六道珍皇寺へいたる、とびきり怪しいゾーンに位置しているのだった。以前、同地で晴明社を探し歩くうち、それと知らずに宮川町に迷い込んだことを失念していたよ、とほほ。詳しくは時評を御高覧あれ。
投稿者 東 雅夫 : 2004年11月17日 05:47 | コメント (3) | トラックバック (0)
2004年11月16日
モノノケ文学賞、決定!このほど、小生と毎日新聞社図書編集部による共同選考の結果、『稲生モノノケ大全 陽之巻』の一般公募作品として下記の五作品が入選、掲載されるはこびとなりました。
【最優秀賞】
石神茉莉「音迷宮」
【優秀賞】(五〇音順)
阪後 昇「七月の客人」
戸隠珠子「妖鼓変」
松本楽志「生者・死者・物怪」
【特別賞】
行政豊彦「三次もののけ殺人事件」
え〜どこかで見たような名前もチラホラ(笑)。ともあれ、入選者の皆さま、おめでとうございます!
なお、遅れに遅れております『イノモケ陽之巻』ですが、いまだ原稿を頂戴していない寄稿者が約4名というところまで漕ぎつけました(ぜいぜい)。おそらく皆さん、今月中には耳をそろえて御寄稿いただけるものと信じておりますっ!
isbn:4-620-31649-0
投稿者 東 雅夫 : 2004年11月16日 22:59 | コメント (1) | トラックバック (1)
2004年11月14日
今度のグラビアは((((;゚д゚)))ガクガクブルブル 青山にある祖父江慎さんのデザイン事務所にて、写真家のMOTOKOさんを交えて『幽』2号の表紙&グラビア打ち合わせ。
今回のグラビアは、第一特集「岡本綺堂」の探訪記事と連動した「綺堂の東京、幽霊坂逍遙」である。小石川の切支丹坂や麻布の暗闇坂、九段の二合半坂等々、綺堂ゆかりの坂道を歩きながら撮っていただいたのだが、大きくプリントされた写真群を見て、一同しばし言葉を失う。ま、まじ怖いよ、これは……。
↑机上に写真を並べた状態でシャッターを押したのだが、反応なし。
片づけ始めたら途端にシャッターが下りた(汗)。
あからさまに妙なモノが写っているわけではない。むしろ、『フラワーズ・オブ・ロマンス』や『デイライト』といった絶美の写真集と同様の、MOTOKOさんらしいスタティックで美しい映像ばかりである。けれども、美しく稠密であるがゆえに、その奥処から顕(た)ちのぼる妖気には、ただならぬものがあるのだ。「地霊の囁き」が、こんなふうに視覚化されるものなのか……と心底、驚かされた。御期待ください!
しかし綺堂さんもマア、よくぞこれだけ怪しい処ばかりを転々としていたよなあ。
isbn:4-89444-305-8
isbn:4-89444-260-4
bibid:02493302
打ち合わせ終了後、祖父江さんデザインによる夢枕獏の新刊『シナン』を片手にしばし雑談。イスラム装飾のモチーフを造本の隅々にまで活かした、溜息が出るほど美しい本である。神は細部に宿りたまふ……という言葉を、ゆくりなくも連想した。
isbn:4-12-003575-1
isbn:4-12-003579-4
投稿者 東 雅夫 : 2004年11月14日 23:12 | コメント (0) | トラックバック (0)
Gといえば 年明けを待たずに襲来するのが『ゴジラ ファイナル・ウォーズ』ですな。
ぞろぞろ登場予定のリニューアル・モンスターが、なにやら東宝怪獣というよりはドラゴンボール風なノリなのがいまいち危惧されるところですが、エビラだヘドラだマンダの生け贄だと聞かされると、やはり血が騒ぎます。個人的には最新のSFXを駆使したアンギラスのパフォーマンスに期待したいところです。
フィギュアやDVDが盛り上がってるのに、出版物はイマイチかなと思っていたら、ちくま文庫がやってくれました。『ゴジラ』『ゴジラの逆襲』だけでなく、同じく香山滋が関わった東宝映画『獣人雪男』の小説版がカップリングされている点が泣かせます。
文学としてのゴジラということでは、中井英夫『虚無への供物』とともに(!?)押さえておきたいのが、小生編『怪獣』所収の武田泰淳「『ゴジラ』の来る夜」。本当は『怪獣文学大全』のほうをお勧めしたいのですが、某河出文庫は、こういう好機にも一向に再版する気がないらしいので……残念!
isbn:4-336-04017-6
投稿者 東 雅夫 : 2004年11月14日 22:39 | コメント (0) | トラックバック (0)
2004年11月13日
キイワードはGhostly!? ……と帯に謳っているのは、ghostly magazine『幽』ならぬ、池田雅之編訳の〈小泉八雲コレクション〉第2弾『さまよえる魂のうた』。
『幽』の八雲特集に再録させていただいた「私の守護天使」をはじめ、「ゴーストリィ」をテーマに精選されたエッセイや文学論がたっぷりと収められていて、『幽』の副読本にも最適だ(笑)。
先に刊行された『妖怪・妖精譚』および角川文庫版『新編 日本の面影』と併せて読めば、幻想文学方面からの八雲入門を、ひととおり果たすことができそう。常にアンソロジカルな目配りのある池田氏のお仕事には、小生敬服しきりである。
しかし、ゴシックといいゴーストリィといい、来年は「G」が来そうな予感!?
isbn:4-480-03992-9
isbn:4-04-212004-0
投稿者 東 雅夫 : 2004年11月13日 23:24 | コメント (0) | トラックバック (0)
たまにはファンタジーの仕事も以前、白泉社の仕事で御一緒したライターのKさんのお声がかりで、小学館の少女漫画誌『月刊フラワーズ』の取材を受ける。来年2月号のファンタジー特集にちなんで、巻頭のプレゼント頁で、お勧めファンタジー作品を紹介するという役どころである。「そっちのジャンルは石堂藍という人が専門で……」と答えかけて、『本の雑誌』の表紙が眼前にちらつき、なにやら不穏な予感にかられて思いとどまる(笑)。
↑ファイアハンド・ガメラやギロンはプレゼントにあらず
『最後のユニコーン』とかブラッドベリとか『天守物語』とか、ちゃんと媒体をわきまえたセレクションを心がけたつもりだが、それだけでは心寂しいので、『ラピスラズリ』や『狐になった人妻』も紛れこませてみたり。
それぞれの作品にちなんだ読者プレゼントが掲げられるそうで、どんな商品の取り合わせになるのか、楽しみである。
isbn:4-336-04522-4
isbn:4-257-72174-X
↑この巻は小生の解説つきです
投稿者 東 雅夫 : 2004年11月13日 22:43 | コメント (0) | トラックバック (0)
2004年11月12日
【告知】小泉八雲といえば下記のトークショーが、なんと『幽』の後援で開催されます。
■小泉八雲没後100年記念トークショー「神々の国の首都・松江」
日時:11月19 日(金)12:30〜14:00
会場:日本橋倶楽部4階集会室
所在地:東京都中央区日本橋室町1-5-8
*地下鉄銀座線・半蔵門線「三越前」駅A4出口(にほんばし島根館から徒歩1分)
出演:佐野史郎、小泉凡
料金:無料
*入場には整理券が必要です。整理券は11月18日(木)10:30から「にほんばし島根館」で先着100名様に配布します。(お一人様1枚限り)
問い合わせ:にほんばし島根館 しまねインフォメーションデスク
*電話03−5201−3310
『幽』の八雲特集にも御登場いただいた佐野・小泉両氏によるトークのほか、佐野さんによる八雲作品の朗読も行われるそうなので、関心のある方は是非お運びください(『幽』1号も売ります。でも2号はまだ無理です/笑)。
isbn:4-7704-0843-9
isbn:4-8401-0848-X
投稿者 東 雅夫 : 2004年11月12日 10:14 | コメント (2) | トラックバック (0)
へるんさん切手が出たぞ文化人切手シリーズの最新作として、小泉八雲の80円切手が11月4日に発売されました。
特筆すべきは八雲の肖像の背景に、これまた刊行百周年となる代表作『怪談』初版本の扉があしらわれている点。郵政省(今は別の名前に変わったんだよな)も粋なことをやるでないの。金色に浮かびあがる「KWAIDAN」の文字が素敵です。さあ、怪談ファン諸君は郵便局に走れ!
ちなみに、この件に関して、作家の加門七海さんと装幀家の柳川貴代さん、おふたりから前後して速報が入りました(笑)。記して感謝いたします。
isbn:4-480-03992-9
isbn:4-434-04209-2
投稿者 東 雅夫 : 2004年11月12日 10:01 | コメント (0) | トラックバック (0)
2004年11月11日
雨の盛岡、紅葉の旧家にて 『幽』スタッフのロータくんと東北新幹線で一路、盛岡へ。第2号「怪談生活の達人」の取材で、高橋克彦氏にお目にかかるのだ。ただし切迫した情況下につき、日帰りである(しくしく)。東京は晴れていたのに、北上するにつれ雲行きが怪しくなり、盛岡に着いたときには蕭条と雨降りしきるあいにくの天候となった。
取材場所に指定された「一ノ倉邸」は、駅からクルマで10分ほどの郊外に建つ明治期の旧家。一帯は安倍一族終焉の地で、同家の初代当主も、安倍家の末裔であったそうな。幹線道路から一本奥へ入っただけなのに、屋敷周辺は緑濃い幽邃な雰囲気、おりからの紅葉にしばし見惚れてしまう。
↑一ノ倉邸裏口の見事な紅葉
外観もさることながら屋敷の内部も、歴史の堆積を感じさせて重厚そのもの。廊下の曲がり角から、ひょいとザシキワラシが顔を出しそうな趣がある。囲炉裏端で、遠野の語り部ならぬ高橋先生から、御自身の半生にまつわる怪しき物語の数々を拝聴する。
取材後の雑談中、某社で企画進行中の某アンソロジー(コードネームはKKN)について、励ましのお言葉を頂戴して感激。そうそう、そうなんですよ〜、さすがに、よく分かっていらっしゃる! ……と、いうわけなのでT社のMさん、実務でもなんでもやりますので、ひとつヨロシク。
帰りがけ、少し時間の余裕があったので、市内の画廊喫茶・一茶寮に立ち寄る。ここは御存知、『ドールズ』に登場する「同道堂」のモデルとなった店なのだ。ふかしパンなるものを食べてみる。なかなか美味であった。
↑土蔵造りの一茶寮店内。階下は画廊兼画材屋になっている。
isbn:4-04-170424-3
投稿者 東 雅夫 : 2004年11月11日 01:59 | コメント (0) | トラックバック (0)
2004年11月09日
『幽』第2号、予約開始!『ダ・ヴィンチ』12月号が入荷しました。怪談之怪コーナーには、ドドーンと『幽』第2号の全面広告+当ブログ紹介の囲み記事が掲載されております。
……てなわけで、bk1でも『幽』第2号の予約受付を開始しました!
今回もオリジナル購読特典が付きます。岡本綺堂特集に合わせて、綺堂の単行本未収録随筆「朝霜」をテキスト・ファイルでプレゼント。朝っぱらから天神様の境内で若い女の縊死体を目撃して沈思するという陰々滅々とした話ですが、よろしければ是非!(笑)
ちなみに、このエッセイ、もともと特集中で復刻する予定だったのですが、紙幅の都合で涙をのんだものです。なお、一部の書店サイト等の内容予告中には、同篇をはじめ実際には掲載されない記事が含まれております。何かの手違いで、暫定台割の内容が流用されたらしいのですが、いかに「予告」とはいえ、申しわけないかぎりであります。謹んでお詫び申し上げます。
bibid:02493302
bibid:02494965
投稿者 東 雅夫 : 2004年11月09日 01:01 | コメント (0) | トラックバック (0)
2004年11月08日
角川ホラー文庫の最新刊 今回は第十一回日本ホラー小説大賞の入選作を中心とするラインナップ。ジンクスどおりというべきか、残念ながら大賞こそ出なかったものの、短編賞受賞の大和王子改め森山東(これまた、なんという筆名か!/笑)の祇園ホラー(!?)短篇集『お見世出し』、長編賞佳作の早瀬乱『レテの支流』(これは小生の箱から出ました)、そして下で猛プッシュしている福島サトルの『とくさ』と、今回の入選作はいずれもやや軽量級ながら、たしかな実力派ぞろいであります。
前回、長編賞を受賞した保科氏の受賞第一作となる『オリフィス』、話題の新感覚ホラー映画のノベライズ『ソウ―SAW―』ともども、よろしゅうおたのもうします〜(←『お見世出し』の影響)。
isbn:4-04-294501-5
投稿者 東 雅夫 : 2004年11月08日 16:09 | コメント (2) | トラックバック (0)
2004年11月06日
ホラー・ジャパネスクの新星デビュー!短篇「とくさ」で、第十一回日本ホラー小説大賞短編賞佳作に入選した福島サトルのデビュー作品集『とくさ』の見本が届きました。
予備選の際に「とくさ」を読んだときは、措辞のセンスは抜群だが、いかんせんエンターテインメントとしては線が細いよなぁ……という印象だったのですが、今回書き下ろされた三作品+「とくさ」改訂版を一読、認識を改めました。なかなか、やるじゃん(笑)。
それこそ福澤徹三出現のとき以来の手ごたえを感じて、ノリノリで解説を執筆した次第。百鬼園先生や吉田健一や松浦寿輝や福澤徹三あたりが好みな向きは、是非とも御高覧のほどを(近日入荷予定)。
方緒良えがくイラストをフィーチャーしたカバーデザインも、ホラー文庫の既成イメージから放れてイイ感じだと思います。
投稿者 東 雅夫 : 2004年11月06日 13:58
2004年11月05日
【告知】稲生屋敷@早稲田祭 すでに幻想的掲示板にて高原英理氏が告知されていますが、11月6日7日の両日、早稲田大学戸山キャンパス(バスで馬場下町下車・地下鉄東西線で早稲田駅下車)の31−105教室で、高原ゼミの生徒さんによるお化け屋敷展示が行われます。
今年はなんと、『稲生物怪録』の舞台となった三次の稲生屋敷とモノノケたちがテーマとのこと。あのユニークなモノノケたちが、どんなふうに造形されているのか!? 関心のある向きは覗きにいらしてみてはいかがでしょうか。
isbn:4-620-31649-0
isbn:4-04-883841-5
isbn:4-336-04635-2
isbn:4-582-28443-4
投稿者 東 雅夫 : 2004年11月05日 17:36 | コメント (1) | トラックバック (0)
2004年11月04日
アリエスな人々 前に『江戸明治東京重ね地図』がらみで言及した講談社(またかよ!)の新雑誌『アリエス』創刊号を、ようやく入手。まずは問題のグラビア記事「江戸からTOKYOまで 東京の歩き方」を開いて敵情視察(もう遅いけど……)。ふむふむ、なるほどね、グラビアの利点を活かして、このソフトの魅力を臨場感たっぷりに伝えている、好企画であることよ。
とはいえ、当方(『幽』第2号)のメイン企画「綺堂怪談の原風景――『江戸明治東京重ね地図』から見えてくるもの/加門七海インタビュー」は、まったく別種のアプローチをしているので(モノクロ頁だし……)、なんらカブるところがないことを確認して、ひと安心。やれやれ、とばかり、「第2特集 He came from 横須賀」だァ? そういや小生もコイズミさんの後輩なんだよな〜、山口百恵は同級生だしな〜、しかし平岡正明はやっぱり面白いよな〜、などとパラパラ拾い読みしていたら、思わず仰け反りそうな記事に遭遇した。
「ひと、われを『地図バカ』と呼ぶ/中川惠司」――なんとなんと、『江戸明治東京重ね地図』の生みの親(企画制作者)であるグラフィック・デザイナー中川氏へのロング・インタビューが掲載されているではないの。しかも、いきなり小見出しが「動機は『半七捕物帳』」ときたもんだ。ほほぉ、ビンゴだったよ、やったじゃん! >俺
これまでにない資料地図を単身で造りあげてしまった制作者のこだわりと矜恃と愛着が手にとるように伝わってくる、充実した内容の談話記事である。これ一本を読むためだけでも、買って損はないですぞ。
『江戸明治東京重ね地図』の詳細・御購入は→ こちらへ!
isbn:4-02-256797-X
isbn:4-06-179441-8
投稿者 東 雅夫 : 2004年11月04日 11:46 | コメント (0) | トラックバック (0)
アドニスな人々 築地明石町の須永朝彦さん宅にうかがって、インタビューを収録。云わずと知れた『小説推理』1月号の特集「秘稿解禁――『虚無への供物』ここに、始まる!」のための取材である。
『虚無』プロトタイプが掲載された『アドニス』は、限られた会員のみに密かに頒布されていたため、その内実をリアルタイムで知る人は少なく、発行人である田中貞夫氏と中井英夫氏をはじめ、すでに鬼籍に入られた関係者も多い。間接的にではあるが当時を識る立場にいらした須永さんから、貴重な秘話の数々をうかがうことができて幸いであった。
ちなみに掲載号は、bk1でも販売することが決定しました。ただし入荷部数に限りがありますので、お買い求めはお早めに。入荷次第、こちらでもお知らせいたします。
isbn:4-403-21045-7
isbn:4-336-04398-1
isbn:4-336-03909-7
投稿者 東 雅夫 : 2004年11月04日 01:38 | コメント (0) | トラックバック (0)
2004年11月03日
講談社といえば 寮美千子さん渾身の異郷遍歴ロマンス『楽園の鳥』の版元も講談社なのだが、献本に添えられていた内容紹介状を見てビックリ。
同書の担当編集者は、御存知「文三」(講談社ノベルスやメフィストの部署ですな)が誇る名物編集者・宇山日出臣さんだったのだ。『虚無への供物』を文庫化するために(!?)編集者に転身し、綾辻行人をはじめとする「新本格」育ての親となり、現在は「本の復権」を旗印に掲げた〈ミステリーランド〉叢書に精魂をかたむける同氏だけに、『楽園の鳥』の造本(平野湟太郎デザイン)も、まことに大胆かつ魅力的。
なんとこの本、帯を外してしまうと、表1(=表の側)にタイトル、著者名といった文字が一切なく、表4からも、あの無粋なバーコードが排除されているのだ。そこに広がるのは、見返し部分へと精妙に連続する、ディープ・アジアを象徴するような門坂流の銅版画宇宙のみ……! いやあ、やってくれますなあ(ほれぼれ)。
ちなみに寮さんとは以前、DASACONの対談企画で御一緒させていただいたことがあるのだが、そのとき御披露いただいた体験談を勘案するに、極彩色の悪夢とでも形容すべき本書のストーリーの骨子は、ほぼ実話とおぼしい。これまた驚くべきことと云わねばなるまい。
isbn:4-09-727407-4
投稿者 東 雅夫 : 2004年11月03日 15:28 | コメント (0) | トラックバック (1)
いま最もゴシックな出版社とは!? え〜い、こうなったらゴシックな話題三連発だ(笑)。
お茶の水・山の上ホテルのラウンジで、学研のO氏とともに、皆川博子さんと面談。暗いような明るいような後ろ向きなような前向きなような(謎)さる事案についての御報告と御相談であった。はああ。
久方ぶりにお目にかかったので、とにもかくにも『薔薇密室』への心からなる讃辞と、『稲生モノノケ大全 陽之巻』進行遅延のお詫び(なんと皆川さんは誰よりも早く、しかも素晴らしい玉稿をお寄せくださったのである!)を言上する。
そして話題は、当然のごとく「ゴシック」に。皆川さんに指摘されて、初めて気がついたのだが、『薔薇密室』と『暗黒館の殺人』と『ゴシックハート』は、あろうことか、いずれも講談社から相前後して刊行されていたのである。 ←とっとと気づけよ、自分……。
この際だから、「ゴシック」で一大キャンペーンでも張ったらどうなんだ、講談社!(笑)
↑せっかくの機会なので「野上晶」名義でサインを頂戴する(かなり自慢)
isbn:4-06-212564-1
投稿者 東 雅夫 : 2004年11月03日 03:43 | コメント (0) | トラックバック (0)
ゴシックな一夜 ハロウィーンの夜、東京渋谷の某所で開催されたゴシック・パーティにお招ばれする。高原英理氏の『ゴシックハート』出版を祝い、小谷真理さんの『テクノ・ゴシック(仮)』執筆を励ます(笑)という趣旨のイベントであった。会場には、小谷さんの教え子であるゴスロリ女子大生たちや、フェミSFつながりのコスプレイヤーたちも参集し、まさに魔宴と呼ぶにふさわしい(!?)雰囲気。
途中、夜想/パラボリカの今野裕一&ミルキィ・イソベ両氏やエディシオン・トレヴィルのK氏ら、ゴシック本出版にゆかりの深い方々が、期せずして勢ぞろいする一幕も。平成ゴシック・リバイバルの機運を、ひしひしと肌で感じた一夜であった……ということにしておこう!
ちなみに、来る2005年1月29日(土)、ジュンク堂池袋店で、高原氏と小生による「ゴシック・トーク(仮)」が開催されることになりました。詳しい内容が決まりましたら追って正式に告知しますが、取り急ぎ速報まで。
isbn:4-06-212519-6
isbn:4-7754-0043-6
投稿者 東 雅夫 : 2004年11月03日 02:49 | コメント (0) | トラックバック (0)
「いちごヶ丘」探訪記 定例会議で久しぶりにbk1に行ったら、「これ、届いてました」と、エアメール小包を手渡された。ロンドン在住のフリー・ジャーナリスト清水晶子さんが、昨春上梓された新書本『ロンドンの小さな博物館』を御恵送くださったのだった。同封の書面によれば、bk1の『ゴシック名訳集成』のページに逢着されたことがきっかけで、このブログをご覧いただいているのだとか。嬉しいことではないか。
「海外在住者にとって、数あるオンライン書店の中でもbk1のシステムは特に便利なのです」とのこと。やったね! >スタッフな人たち
ところで何故、清水さんは『ゴシック名訳集成』なんぞをリサーチされたのか? 実は上記の本には、『オトラント城綺譚』の作者ホレス・ウォルポールの居城だったストロウベリー・ヒル探訪記が含まれていたのである。同地の現状が手に取るように分かる、興趣尽きないルポルタージュだ。
同書には他にも、人面水さしや怪鳥ティーポットがひしめく「マーティンウェア陶器室」だの「フリーメイソン博物館」だの、いかにも英国人好みのマイナー奇想博物館が紹介されているので、そっち系に関心のある向きは要チェック!
isbn:4-08-720195-3
isbn:4-05-900297-6
投稿者 東 雅夫 : 2004年11月03日 02:08 | コメント (0) | トラックバック (0)


小説推理 1月号 
はぐれ念仏
お見世出し
ゴジラ
さまよえる魂のうた
狐になった人妻 動物園に入った男
ばく食え
義経史実と伝説をめぐる旅
とくさ
レテの支流
オリフィス
楽園の鳥