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2005年05月28日
イノモケ陽之巻、即日出荷OK! bk1に『稲生モノノケ大全 陽之巻』が入荷しました。24時間以内出荷でお届けできます。
予約特典のメルマガ「稲生モノノケ雑誌」には、寄稿者有志のアンケート回答や「受賞の言葉」以外にも、思わぬプレミアものの原稿が寄せられる可能性が高まって参りましたので御期待ください。なお、予約はすでに終了しておりますが、例によって特典は、発売後もしばらくの間は継続しますので御安心ください。
すでに寄稿作家諸氏には見本が届いたようで、早速、津原泰水氏が御自身の掲示板(http://www.tsuhara.net/top.html)で「公募作品のクオリティに、舌を巻いています」「とりわけ幻想小説をものさんとしている人たちは、陰陽そろえて座右にしておいたほうがよいでしょう」と、大変好意的に紹介してくださっています。ありがたいことです。
津原氏も少し触れてらっしゃいますが、たしかにこういう辞書みたいに分厚く、重たく、おまけに高価な本を造ることに関しては異論もあろうかと思います。
ただ、小生が幻想文学方面に開眼した1970年前後の時代には、桃源社の『さかしま』や『異端の肖像』、あるいは薔薇十字社の一連の本、はたまた現代思潮社の〈日本不思議物語集成〉等々、購入するのに一大決心を要する、それだけにまた、手にすること自体が得も言われぬ充足感と歓びを与えてくれるような書物が、たしかに存在しました。
『稲生モノノケ大全』陰陽二巻が、それら往年の名著の域にどこまで近づけたものか、はなはだ心許ない次第ではありますが、編者もデザイナーも編集者も、そうした理想に少しでも近づきたいと最前を尽くしたつもりでおります。もしも、本書を手にする読者の皆さまが、そうした満足感をいささかなりと感じていただけるとしたならば、造り手としてこれに優る悦びはございません。
投稿者 東 雅夫 : 2005年05月28日 12:44 | コメント (0)
2005年05月27日
当たりましたか(笑) さすがに最終巻ということもあってか、反応が早いですなあ〜。
深川拓さんとこのサイトは、いわゆる幻文系(?)ではおなじみでしょうが(いつも御贔屓にありがとうございます〜)、もうおひとかた、zashさんのブログ「日和見でポン。」は初めて拝見しました。系統的に怪談実話本をレビューしてゆくサイトとのことで、とても興味深く拝読。かなり手厳しい御意見も散見されますが、こうした率直な発言なくして怪談界(!?)の活性化はありえないでしょう。それぞれの読み手が、みずからの信念や嗜好にもとづいて自由に思うところを表明するというのは、かつての「幻想ブックレビュー」の基本姿勢でもあったわけで。
ちなみに小生自身は、「怪談は文化である」というよりも、「(筆記される)怪談は文芸であり、その要諦は文体にあり」という姿勢で「幽」を編集しております。
投稿者 東 雅夫 : 2005年05月27日 00:51 | コメント (0)
2005年05月26日
こ、これは……!?『幽』編集部の裏番(死語?)にして『新耳袋』の担当編集者でもあるキッシー@ダ・ヴィンチから、「表紙が出来ましたー!(嬉)」とのコメントつきで『新耳袋 第十夜』のカバーデザインが到着したので、添付ファイルを開いたところ……しばし絶句。
いやはや、またしても祖父江さんマジック炸裂ですなあ。
文字部分は帯です。上半分の一見、真っ白に見える部分、画面を斜めにしてご覧いただくと、微細な凹凸が認められることと思います。そして右端には、おなじみの「新耳袋」のロゴも!
なんとこれ、いつもの密集文字を、数種類の型押し処理で印刷しているのだそうな。
内容もさることながら、パッケージでも話題を呼ぶこと必至ですね。
メディアファクトリー (2004.6)
通常2〜3日以内に発送します。
角川書店 (2002.6)
通常24時間以内に発送します。
投稿者 東 雅夫 : 2005年05月26日 16:05 | コメント (0)
ランキング1位御礼とおわび オンライン書店bk1の週間売り上げランキング〈歴史・地理・民俗〉部門で、拙著『妖怪伝説奇聞』が、ななななんとトップにランクインしました!
http://www.bk1.co.jp/category/6617
拙編著がランキング一位になるのは、おそらく初めてのこと。部門別とはいえ、一等賞というのは気分の良いものです。
これもひとえに、決して安価ではない拙著を御購読くださった皆さまのおかげです。ありがとうございました(平伏)。
同書は幸い、総じて出足好調のようで、それはなによりなのですが、版元の手持ち分が払底、パブリシティ等の献本冊数が揃わない不測の事態となりました。それでもなんとか週明けには総ての発送ができそうだとのことですので、いつも献本届くのに今回はどうしたんだ……と御不審の関係各位は、どうか今しばらくお待ちくださいませ(これまた平伏)。
投稿者 東 雅夫 : 2005年05月26日 11:04 | コメント (0)
今月の〈幻想と怪奇〉時評 稲生のモノノケ襲来に優るとも劣らない(!?)『幽』第3号の締切波状攻撃の間隙を突いて、「小説推理」来月号の時評原稿を書く。
今月取り上げたのは、南條竹則氏が身も細る思いで(こないだ会ったら、実際に細ってはいなかったが……)翻訳に苦心惨憺したというヘンリー・ジェイムズの心霊小説傑作選『ねじの回転』、澁澤龍子さんが夫君の没後18年目にして初めて書き下ろした回想記『澁澤龍彦との日々』、そしてシブサワさんの『澁澤龍彦初期小説集』という布陣。『ねじの回転』の訳文が、過去の訳文と較べて格段に洗練されていることに驚嘆する。
東京創元社 (2005.4)
この本は現在お取り扱いできません。
河出書房新社 (2005.5)
通常24時間以内に発送します。
投稿者 東 雅夫 : 2005年05月26日 11:02 | コメント (0)
2005年05月25日
『稲生モノノケ大全 陽之巻』見本出来!毎日新聞社さんに行って、ズシリと重い一冊を受け取ってきました。
やはり巻頭のカラー口絵32頁のボリュームは圧巻。宇野亜喜良さん描く、耽美で愛らしいモノノケ絵巻を、舐めるように堪能しました。
え? とっくに色校で見てるんだろ!?
それはそうなんですが、やはりこうして本の形になると、また格別なのでありますよ。
造本面でのもうひとつの売り物は、大きめの活字で、ゆったり余白をとった、本文版面の美しさです。印刷所は、泣く子も黙る精興社。同社特有の繊細な明朝書体の醍醐味を、たっぷりと満喫していただけることと思います。
是非、書店の店頭でお手に取って、御確認くださいませ。
遅くとも今月末までには、店頭に並ぶと思いますので、何卒なにとぞ、よろしく!
投稿者 東 雅夫 : 2005年05月25日 00:18 | コメント (0)
2005年05月22日
平成の平太郎氏、逝く 『稲生物怪録』でおなじみの豪傑・稲生武太夫(幼名・平太郎)の直系の子孫である稲生平太郎氏が、本年1月1日、胃癌のため逝去されていたことを、御遺族からのお手紙で知りました。享年81。大晦日に入院され、従容として逝かれたとのことです。
私が稲生氏にお目にかかったのは、「日本伝説紀行」の第1回取材のときでした。『妖怪伝説奇聞』の第一章にも書きましたように、稲生物語ゆかりの遺品・史跡を探索中、たまたま伝説の英雄と同姓同名の御子孫がいらっしゃることが判明、藪から棒に取材申し込みの連絡をさしあげたところ、快くお引き受けくださったのでした。
思えばあのとき取材を断られていたら、「日本伝説紀行」の連載は未然に頓挫していたかもしれませんし、ひいては『妖怪伝説奇聞』も『稲生モノノケ大全』も、この世に存在しなかったかもしれません。
いまごろは雲の上で、御先祖の武太夫さんや山ン本五郎左衛門と語らっていらっしゃるのでしょうか。
稲生氏の御厚情にあらためて謝意を表しますとともに、衷心より御冥福をお祈り申しあげます。合掌
投稿者 東 雅夫 : 2005年05月22日 15:27 | コメント (1)
2005年05月20日
『幽』03、制作最高潮!御無沙汰いたしました。このところ『幽』第3号と『日本怪奇小説傑作集1』と小学館文庫で始まる妖怪文芸アンソロジー(詳細は追ってまた)の三つ巴でえらいことになっていました。いや、まだ過去形じゃないよな……「なってますっ」。
↑百間川緑地で遭遇した土手の夕映え
6月24日発売へ向けて、編集作業も大詰めに入った『幽』。昨日は、デザイナーの祖父江慎さんを編集部員が入れ替わり立ち替わり来襲&拘束、表紙まわりやグラビアはじめ、主要なページのデザインを強奪して参りました(祖父江さん、長時間にわたりお疲れさまでした……)。今号もアッと驚く趣向が飛び出しますので、御期待ください。
確定した内容一覧は、下記のとおりです。
●巻頭グラビア/霊なる日本
花の岡山、冥途の幻(写真/MOTOKO)
●第一特集/内田百
【紀行】岡山『冥途』巡礼(東雅夫+MOTOKO)
【小説】件の百鬼園(岩井志麻子)
【随筆】明治岡山妖異事件簿(化野燐)
【名作怪談実話復刻】道連(内田百)
【コラム】二羽の烏――『冥途』の誕生
【ガイド】百鬼園怪談読書案内+略年譜
●第二特集/『新耳袋』大百科
厳選! 新耳袋ベスト100(伊藤潤二、加門七海、唐沢俊一、祖父江慎、高橋葉介、常光徹、東雅夫、平山夢明、福澤徹三、三輪ひとみ)
子どもは知っている、ほんとうに怖い話
実話怪談の系譜(堤邦彦)
ジャンル別『新耳袋』マッピング(星野智編)
●新連載! ファンタジック怪談小説
有栖川有栖、恩田陸
●小説系連載
綾辻行人、京極夏彦、小野不由美、山白朝子
●実話系連載
木原浩勝「怪談ハンター」
中山市朗+北野誠「やじきた怪談旅日記」
福澤徹三「続・怪を訊く日々」
平山夢明「こめかみ草紙」
小池壮彦「日本の幽霊事件」
高原英理「記憶/異変」
安曇潤平「山の霊異記」
加門七海「怪談徒然日記」
ピーター・アンダーウッド(南條竹則訳)「英国幽霊案内」
●漫画系連載
花輪和一、高橋葉介、諸星大二郎、五十嵐大介、伊藤三巳華、大田垣晴子
●研究系連載
東アジア恠異学会「怪談考古学(アルケオロジー)」
●対談/インタビュー/エッセイ
加門七海 対談 第三回ゲスト CLAMP
新鋭インタビュー 安曇潤平
唐沢俊一「漫画についての怪談(アヤシイハナシ)」
東雅夫「怪談文学史逍遙」
山田誠二「怪談映画を読む」
スポットライトは焼酎火 第三回 堤邦彦『江戸の怪異譚』
●作家探訪
高橋克彦(後篇)
●コラム
佐藤弓生「短歌百物語」
●怪談ブックレビュー
●日本の古き神々を訪ねて
……というわけで、今号も話題満載でお送りする不屈の怪談専門誌『幽』。まもなくbk1でも特典付き予約の受付を開始いたしますので、よろしくお願いいたします。
投稿者 東 雅夫 : 2005年05月20日 14:29 | コメント (4)
2005年05月12日
妖怪ブーム到来……なのか!? S社で緊急の企画打ち合わせ。予想していたよりも大きな仕事になりそうで、腕まくりしつつ悦ぶと同時に、緊張しきり。気がつけばハンカチがぐっしょり(笑)。
まだ公表は先になると思うが、つくづく今年はモノノケの当たり年なのかねえ……とのみ。妖怪関連の企画は、すでに某社に打診したまま双方多忙でペンディング状態になっている別件があるため(Gさんゴメンナサイ)、そちらとかぶらないように秘策をめぐらさねば。
ちなみに『稲生モノノケ大全 陽之巻』は、このほど無事に校了となった模様。このぶんだと予定どおり5月末までには発売できそうである。
投稿者 東 雅夫 : 2005年05月12日 04:11 | コメント (0)
2005年05月11日
ダ・ヴィンチ最新号で妖怪本特集 ますます昂揚の一途をたどるTVドラマ『仮面ライダー響鬼』!(完璧にハマりました……)
いよいよ封切りへのカウントダウンに入った角川映画『妖怪大戦争』!!
今年の夏は「妖怪」が熱い!
……てなわけ、かどうかは知りませんが、『ダ・ヴィンチ』6月号の「ミステリー・ダ・ヴィンチ」で「初夏に刊行!! 妖怪、モノノケ、あやかしの物語特集」という特集が組まれております。
見開き2ページを費やしての『稲生モノノケ大全 陽之巻』大特集には、なんと著者のおひとりである皆川博子さんが特別寄稿。小生もインタビューに応えております。カラーで掲載された宇野亜喜良「絵本 ぼくはへいたろう」の挿絵の数々がキュートです。
続く第2見開き頁では、拙著『妖怪伝説奇聞』や中公文庫〈異の世界〉第3弾、『怪』最新号、そして新鋭妖怪小説家・化野燐インタビューと盛り沢山。ぜひ御一見のほどを。
投稿者 東 雅夫 : 2005年05月11日 17:36 | コメント (2)
『妖怪伝説奇聞』発売! たいへん長らくお待たせいたしました。
拙著『妖怪伝説奇聞』が、ようやく発売となりました。すでにbk1では24時間出荷扱いになっておりまして、リアル書店の店頭にもそろそろ並んでいる頃合かと思われます。
とにかく美麗な造りの本ですので、購入を勘案中の方は、ぜひ店頭で手にとってご覧いただきたいと思います。そして、もしも気に入ったら、そのままレジへ!(笑)
投稿者 東 雅夫 : 2005年05月11日 00:43 | コメント (5)










ダ・
ヴィンチ 2005年6月号 
