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2007年05月30日

てのひら通信(05/30)

 ポプラビーチの「週刊てのひら怪談」、更新されております。
 今回からは、先に『てのひら怪談』寄稿作家の皆さんより募った「渾身の一作パート2」に寄せられた作品を掲載して参ります。

 その第一弾として登場したのは、ヒモロギヒロシさんの「狐狸夢中」と、君島慧是さんの「霊廟に赤い雫を」という「異形なる戦い」つながりともいうべき両篇です。どちらも「渾身の一作」と呼ぶに相応しい、一語一語を惜しむように、細やかな目配りが行きとどいた作品であると思います。
 この両作品にはもうひとつ、共通点があります。既成の「怪談」イメージにとらわれることなく、オリジナルで奔放な想像力をのびやかに駆使して、新たな怪談文芸の地平を目指そうとしている点です。その意味でも、再起動にふさわしい掲載作と申せましょう。

 さて、次週は、雨川アメさんの「柘榴」と夢乃鳥子さんの「水瓜」をお送りする予定です。これまた驚くべきシンクロ具合に唸った両篇です。御期待あれ!

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月30日 09:17 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年05月27日

中田秀夫vs平山夢明

 夕刻より渋谷のメディアファクトリー会議室で、中田〈世界のリング〉秀夫監督と、平山〈ユニバーサル横メルカトル〉夢明さんの対談を収録。
 先日の尾上菊之助vs京極夏彦の両氏に続く、『幽』7号第一特集の目玉である豪華二大対談の第二弾である。

 平山さんが長年、デルモンテ平山の筆名で膨大な映画評やコラムを手がけられ、また、みずからメガホンを取った経験もお持ちなことは、御存知の方も多いだろう。
 今回は、中田監督による新作映画『怪談』の話題が中心だったのだが、映画制作の裏表に通じた平山さんならではの鋭い質問が次々と飛び出し、さらには『リング2』撮影時に発生した有名な怪異現象をめぐり〈超怖〉さながらの取材モードに突入するなど、座談の名手の本領発揮。それに応える中田監督がまた、とても話上手でいらっしゃる。
 『幽』次号の一連の取材を締めくくるにふさわしい、充実した内容となった。
 なお、こちらの対談の一部も、『ダ・ヴィンチ』誌上で紹介されることになっているので、御注目いただきたいと思う。

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月27日 12:01 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年05月26日

新種、発見!?

hbkamano1.JPG

 え〜これは何かと申しますと、『響鬼探究』に収録される、天野〈青行灯〉行雄さん@日本物怪観光謹製「新種 妖怪大百科」の一点なのですね。
 そこはかとない石燕風味が素敵ではありませんか。

 コードネーム、棲息地域等については目下、鋭意調査中であります(笑)。

響鬼探究
響鬼探究
posted with 簡単リンクくん at 2007. 5.26
加門七海編 / 東 雅夫編
国書刊行会 (2007.6)
近日発売 予約可

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月26日 06:40 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年05月25日

『百物語怪談会』は、こんな顔!

 7月上旬の発売へ向けて、いよいよ加速がついてきた、ちくま文庫版『文豪怪談傑作選・特別篇 百物語怪談会』。
 今年もまたカバーデザインは、装画・金井田英津子、装幀・山田英春の最強コンビにお願いできることになりまして、早々に一冊目のデザインが、ほぼ完成しました。

bgkhyakucvr.JPG

 いかがです?
 小生的にはもうツボを突つかれまくりで、ひと目みるなり狂喜乱舞してしまいました。
 いろんな怪談実話がいっぱい詰まった本なので、絵柄もいっぱい、なのだとか(笑)。

 さてとこれから、素敵な装いにふさわしい解説をがんばって書かないと!(でもその前に『幽』が!『響鬼探究』が!『新耳袋』文庫版解説が!『百物語の怪談史』のゲラが!クトゥルー神話賞の選考が!……ぜいぜいぜい)

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月25日 09:25 | コメント (1) | トラックバック (0)

2007年05月24日

【急告】ラヴクラフト画ニメの上映会&トークショー

dunwichhr3.JPG

↑第1話「家の中の絵」より

 この夏、「画ニメ」として発売される『H・P・ラヴクラフトのダニッチ・ホラー』に解説を寄稿したことは、以前このブログでもちらりと書いた記憶があるのだが、このほど発売を前に先行上映会が、下記の日程で開催されることになった。

【上映作品】『H・P・ラヴクラフトのダニッチ・ホラー』
【上映期間】6月9日(土)〜6月22日(金)午後7時より
【上映場所】UPLINK X
 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル2F
 http://www.uplink.co.jp/

 ※上映会の詳しい情報は下記サイトを参照
 http://www.ganime.jp/jam/index.html

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↑「家の中の絵」より

 で。初日の6月9日(土)に、監督の品川亮さんらと小生によるトークショーがおこなわれることに(ちなみに西荻イベントの前日ですが……/笑)。
 また15日(金)には、同じくエッセイを寄稿された風間〈ダークタワー〉賢二さんと品川監督のトークショーが開催される予定である。

dunwich2.JPG

↑第3話「フェスティヴァル」(魔宴)より

 数多あるラヴクラフト作品の中から、あえて「家の中の絵」「ダニッチの怪」「魔宴」の3作品をチョイスし、気鋭のアーティスト山下昌平の造形による人形や建築物を駆使した、幽玄怪異な映像美が醸し出される……コアなラヴクラフト&クトゥルー愛好家は必見のこの作品、その繊細な映像魔界を、ぜひ大画面で堪能していただきたいと思う。

魔道書ネクロノミコン
ジョージ・ヘイ編 / 大滝 啓裕訳
学研 (2007.5)
通常24時間以内に発送します。

↑入荷しました! 凄いボリュームだ!

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月24日 08:16 | コメント (2) | トラックバック (0)

『幽』7号、デザイン打ち合わせ

 表参道の瀟洒な喫茶店で、角川学芸出版のI氏と『百物語の怪談史』初校ゲラの受け渡しと装幀の打ち合わせをおこなった後、近くのコズフィッシュにおもむき、祖父江慎さんと恒例の『幽』次号デザイン打ち合わせ。
 今号から本格復帰の吸血キッシー、編集R、デザイナーの梅津さん、フリー編集者の中野さんにも加わっていただき、例によって出張タコ部屋(!?)状態で、祖父江さんを取り囲み、次々と湧き出るアイディアを頂戴してゆくという寸法である。

yoo07gravia.JPG

↑巻頭グラビアのテーマは累ヶ淵だ!

 ただし今回は、前日が祖父江さんの四十八回目の誕生日だったため、持参したバースデイプリン(?)で、ささやかなお祝いをさせていただいた。

sofuebirthday.JPG

↑おめでとうございます。

 今号もいろいろと凝った趣向が盛り込まれることになった。
 祖父江さんはじめ皆さん、長時間にわたり、お疲れさまでした。

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月24日 07:27 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年05月23日

『響鬼探究』デザイン打ち合わせ

 国書刊行会の礒崎編集長と、装幀家の間村俊一さんの仕事場へ。
 『響鬼探究』のカバーデザイン打ち合わせである。
 すでに間村さんには『日本怪奇小説傑作集』や『ホラー・ジャパネスク読本』で装幀をお願いし、明朝体活字の美しさを最大限に活かした達意のデザインに、小生としても感謝とともに讃嘆しきりであった。

ホラー・ジャパネスク読本
東 雅夫編 / 岩井 志麻子著 / 加門 七海著 / 京極 夏彦著 / 津原 泰水著 / 福澤 徹三著 / 三津田 信三著 / 宮部 みゆき著
双葉社 (2006.3)
通常2-3日以内に発送します。

 今回の本は、なにせ「和」のテイストが横溢する『響鬼』の研究書、しかもA5判サイズゆえ、カバーデザインも「響」「鬼」「探」「究」という漢字四文字の魅力をフルに抽き出してくださる方に……ということで、イの一番に思い浮かべたのが間村さんだった次第。
 幸いにも御快諾をいただき、相談の結果、大自然の威吹鬼、じゃなかった息吹を感じさせるような、シンプルにして格調高い装いで行く方向で構想を練っていただけることになったので、御期待いただきたい。

響鬼探究
響鬼探究
posted with 簡単リンクくん at 2007. 5.23
加門七海編 / 東 雅夫編
国書刊行会 (2007.6)
近日発売 予約可

↑購入特典付きで絶讃予約受付中!

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月23日 08:08 | コメント (0) | トラックバック (0)

尾上菊之助vs京極夏彦

 夕刻より帝国ホテルのラウンジで、『幽』次号の第二特集「朗読怪談」に掲載する京極夏彦さんの談話を収録した後、スイートルームに場所を移して、尾上菊之助さんとのスペシャル対談収録に立ち会う。

 8月に全国公開される、菊之助さん主演の映画『怪談』(中田秀夫監督/松竹映画)と連携しての企画である。
 累怪談をはじめとする幽霊物を、お家の芸とする梨園の名門・尾上家の伝統を一身に受け継ぐプリンスと、江戸怪談文芸の伝統を現代に受け継ぐ平成の戯作者(!?)の顔合わせ――たいそう刺激的な対談となったように思う。
 その全貌は『幽』の第一特集「三遊亭圓朝」に掲載されるが、一部は『ダ・ヴィンチ』にも掲載されるので、お愉しみに!

前巷説百物語
前巷説百物語
posted with 簡単リンクくん at 2007. 5.23
京極 夏彦著
角川書店 (2007.4)
通常24時間以内に発送します。

↑書き下ろしの「旧鼠」が特に凄絶。必読!

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月23日 07:46 | コメント (0) | トラックバック (0)

伝説の魔道書、遂に発売へ!

 新たに『ルルイエ異本』が併録された『魔道書ネクロノミコン・完全版』邦訳版が、遂に完成した模様です。

necrocomp.JPG

 見よ、この重厚感あふれる偉容を(笑)。

 そして、上下巻でなんと1000ページ近い(!)という、クトゥルー神話史上最大の長篇『アルハザード』も、着々と進行中とのこと。
 今年後半の学研クトゥルーブックスの展開からは、目が離せませんぞ!

魔道書ネクロノミコン
ジョージ・ヘイ編 / 大滝 啓裕訳
学研 (2007.5)
通常2-3日以内に発送します。
クトゥルー神話事典
東 雅夫〔著〕
学研 (2007.1)
通常24時間以内に発送します。

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月23日 07:00 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年05月22日

てのひら通信(05/22)

 ポプラビーチの「週刊てのひら怪談」が更新されました。
 今週は前回に続き、連載開始直後の募集に大量かつ良質な投稿を寄せてくださった書き手の作品の中から、田辺青蛙さんの「塩の小箱」と不狼児さんの「宮本武蔵」を掲載しました。
 どちらも個性際立つ文体で、まとわりつく妄執の薄気味悪さを鮮烈に描いた好篇だと思います。

 さて、来週からはいよいよ「渾身の一作」パート2の優秀作が登場します。
 先陣を切るのは、ヒモロギヒロシさんの「狐狸夢中」と、君島慧是さんの「霊廟に赤い雫を」です。
 ちなみに、この両篇は、我妻さんの「旅館」と最後の最後まで接戦を演じた作品でもありました。

 最初から最後までクライマックスで突っ走る「週刊てのひら怪談」を、どうか今後とも、よろしくな〆

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月22日 14:14 | コメント (0) | トラックバック (0)

『幽』掲載作品、決定!

 お待たせいたしました。
 「週刊てのひら怪談」にお寄せいただいた「渾身の一作」パート2の『幽』掲載作品が、斉藤さん@ポプラ社の御意見も交えて検討した結果、決定しました。

 選出されたのは、我妻俊樹さんの「旅館」です。

 今回の応募作品も、いずれ劣らぬ力作ぞろいで、本当に僅差の判定となりました。
 激戦を制した「旅館」は、かの百鬼園先生の諸作にも一脈通ずるかのような夢幻の鬼気ただよう逸品で、『幽』の誌面にまことにふさわしい作品であると思います。
 6月22日発売の『幽』第7号にて。御期待ください!

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月22日 11:26 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年05月21日

第5回ビーケーワン怪談大賞、スタンバイ!

 ビーケーワンの定例会議の後、いよいよ開催まで半月を切った第5回ビーケーワン怪談大賞の最終打ち合わせを。
 今年も6月1日から7月末日まで、盛夏のバーチュアル百物語(か二百物語かン百物語になるのかは分からんが……)が執り行われることになります。
 応募の詳細については、追って「怪談大賞ブログ」に告知が載りますので、そちらを熟読のうえ、御投稿ください。

 今回、ひとつだけ大きな変更点があります。
 応募作品数に上限を設けます。
 投稿可能な作品数は、1人5篇までです。

 『てのひら怪談』の出版等により、昨年とは比較にならないほど本賞の知名度が上がった(すでに気の早い方々から投稿が寄せられる事態に……もちろん公募開始後の再投稿をお願いしていますが)ことによる、やむをえない措置ということで、御理解のほどお願い申し上げます。

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月21日 09:12 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年05月20日

百物語の怪談史

 本郷の角川学芸出版に伺って、今夏、角川ソフィア文庫から刊行される『百物語の百怪』改め『百物語の怪談史』と、単行本書き下ろしの打ち合わせ。
 『百物語の怪談史』は、2001年7月、同朋舎の〈ホラージャパネスク叢書〉の一冊として刊行された『百物語の百怪』の改題文庫化である。
 ただし……例によって例のごとく(笑)、たんに右から左へ文庫にダウンサイジングするわけではない。

 単行本版は無理矢理、全百章の構成としたために、いささか統一感に欠けるというか、通読した際に全体の構成が分かりにくい憾みがあった。
 そこで今回は、思い切って全百章構成を排し、アンソロジー+論考+ブックガイドから成る本書の特質を、より明瞭に打ち出すべく、構成を改めた。
 特に後半の「近代文学史と百物語」と「百物語本クロニクル(現代篇)」のパートは、単行本上梓後に判明した新事実・新資料を多数盛り込んで大増補・大改訂の嵐(笑)、面目一新しているはずである。どうか御期待のほどを。

 一方、書き下ろし単行本については、上司の方からアッと驚く提案をいただき、その方向で当初の予定よりも少し時間をかけて進めることに。感慨深いというべきか、ちょっとだけプレッシャーというべきか!?

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月20日 10:51 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年05月19日

テレビ番組二題

 韓国のテレビ局の撮影クルーから、「世界の雑誌」を紹介するコーナーで『幽』編集部を取材したい旨のオファーが。すでに来日して、あちこち取材を進めているとのことで、小生も急遽、メディアファクトリーのダ・ヴィンチ編集部に駆けつけた。
 編集部の様子を撮影したい、とのことだったので、お子さんを迎えに保育所に向かうキッシーの席に小生が着座して、急ごしらえの編集長席とする(笑)。
 前にも書いた気がするが、小生は編集長といっても編集部に常駐しているわけではなく、足繁く日参するのは校了前の一週間くらいなのであるよ。
 かくして、右に有栖川さん担当のHさん、左に編集Rが座って、もっともらしく『幽』の編集作業をしている様子を撮影(とはいえ、実際に7号の進行状況の確認とかしていたので、決してヤラセではありません/笑)。
 そのあと簡単な編集長インタビューを受ける。一体どのような番組になるのか、愉しみである。

 一方、「東雅夫の妖怪探訪記」でお世話になっているミステリチャンネルからは、『幽』怪談文学賞授賞式のリポートを収めたDVDが到着。
 非常に手際よく、当日の授賞式・パーティの模様や、受賞者へのインタビュー、さらには受賞作の紹介が盛り込まれていて、感心する。
 ミステリチャンネルの「Mystery ゲストルーム」(初放映は5月21日午前7時45分から。以後くりかえし放映)という枠で、何回もリピート放映されるとのこと。
 ミステリチャンネルは、全国のケーブルテレビ局およびスカパー!(728ch)で視聴できるので、受賞者の晴れ姿を眺めてみたい、という向きは、ぜひ御高覧のほどを。
 ちなみにパーティ会場の様子を展望するカットには、あちこちに見覚えのある方が映っていて微苦笑を禁じえませんでした。

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月19日 14:10 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年05月18日

Tさんとの一夕

 カモ鬼とともに、神楽坂の上海料理店で、Tさんと会食。小生もカモ鬼も旧知の仲であるY氏にお膳立てしていただいたもの。Yさん、お世話をかけました。

 Tさんとはまったくの初対面で、大いに緊張しながらスタンバイ。
 しかしながら、現れたTさんは、とても紳士的かつ気さくに、某作品をめぐる雑談に長時間にわたり応じてくださった(とはいえ、あくまでも酒杯を傾けながらの歓談であって取材に非ず)。
 カモ鬼がすでに某所で書いてるとおり、作品と向き合うその姿勢に、まったくブレがないことに感嘆する。あのような奇蹟的作品を生み出すことができたのは何故なのか、大いに得心がいった次第である。

 小生としては、いろいろと腑に落ちた、というか、もう腑に落ちまくりで(笑)、これで心おきなく某企画の最終段階に突入することができるというもの。
 御多忙の中お時間を割いていただいたTさんに、心からなる敬意と謝意を表するとともに、新天地での益々の御活躍を祈念したいと思う。ありがとうございました〆

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月18日 02:30 | コメント (1) | トラックバック (0)

2007年05月16日

速報!〈幽ブックス〉入荷しました

 新生〈幽ブックス〉の第1弾、黒史郎『夜は一緒に散歩しよ』と、水沫流人『七面坂心中』が、ビーケーワンに入荷しました。
 購入特典も付く予定ですので、ふるって御購入のほど、お願い申し上げます!

夜は一緒に散歩しよ
黒 史郎著
メディアファクトリー (2007.5)
通常24時間以内に発送します。
七面坂心中
七面坂心中
posted with 簡単リンクくん at 2007. 5.16
水沫 流人著
メディアファクトリー (2007.5)
通常24時間以内に発送します。

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月16日 17:48 | コメント (0) | トラックバック (0)

てのひら通信(05/16)

 ポプラビーチの「週刊てのひら怪談」が更新されました。
 今週は、連載開始直後の募集に大量の、そして良質の投稿を寄せてくださった書き手の作品の中から、不狼児さんの「涙の初恋」と立花腑楽さんの「斜視」を紹介しております。
 奇妙で奇怪で哀切な福笑い(!?)さながらの双幅を成す、この取り合わせを見出したときの小生の驚きと歓喜を、追体験していただけましたら幸いです。

 さて、ちょいとした事情によりまして、もう一回だけ、過去の投稿作からの蔵出しをすることになりました。
 来週、紹介するのは、田辺青蛙さんの「塩の小箱」と不狼児さんの「宮本武蔵」です。
 どうか、お愉しみに!

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月16日 09:55 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年05月14日

西荻てのひら怪談、予備選考完了

 なんと総数121篇(正確な集計の結果、また1篇増えました/汗)にのぼる御応募をいただいた「西荻てのひら怪談」。
 多くの作品が寄せられたのは嬉しきことなれど、多忙さにかけては人後に落ちない穂村さん、トロさんの両選者に、121篇すべてをお読みいただくというのは、さすがに憚られる……ということで、急遽、小生と斉藤さんによる予備選考をおこないました。

 その結果、どうにかこうにか、83篇まで絞り込むことができました。
 本当は半分の60篇くらいまで減らしたかったのですが、とてもとても。
 かなり過酷な「縛り」が課せられていたにもかかわらず、作品のレベルは今回も、相当に高いように感じました。むしろ「縛り」を逆にバネにすることで、これまでの「てのひら」にはない味わいの作品が散見されるようにも思います。
 新たな「地霊の文学」誕生の予感……とでも申しましょうか。

 常連組の皆さんも持ち味を活かした良い作品を寄せてくださっていますが、それ以外にも、進境著しい「てのひら」組に加えて、新規参入された方の中に、めざましい筆力の方が何人かいらっしゃいます。
 この中から、どの作品が選ばれることになるのか、愉しみでなりません。
 しかしその前に、小生自身の最終候補作を、早いとこ絞り込んでおかないと、ううむ。

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月14日 14:44 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年05月12日

鬼太郎とか桃太郎とか古今無双とか

 某所で話題の「ゲゲゲの鬼太郎 妖怪占い」をやってみたら……「鬼太郎」だった。

momopan.JPG

↑よく行く両国のパン屋で売っていた桃パン。
電王との関係は不明であるが、わりと美味。

 多分なんの脈絡もありませんが 『うわさの人物』、たちまち増刷決定とのこと。おめでとうございます〜。
 自分が推薦文を書いた本が売れ行き好調だとホッとしますな。
 ちなみに小生の推薦文は、下記のとおり。

  この世ならぬモノが見えてしまうことの
  悲惨と恐怖と魅惑を知る著者にして
  初めて成しえた、古今無双の奇書。

うわさの人物
うわさの人物
posted with 簡単リンクくん at 2007. 5.12
加門 七海著
集英社 (2007.4)
通常24時間以内に発送します。

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月12日 20:20 | コメント (0) | トラックバック (0)

クトゥルー通信(05/12)

 『幽』怪談文学賞受賞パーティには、学研エソテリカ編集部のクトゥルー関連本コンビ(以後「クトゥルーM」「クトゥルーH」と仮称)も触手をチラつかせながら御来場くださったので、早速、会場の薄暗い一隅で、「フジウルクォイグムンズハー!」「テケリ・リ! テケリ・リ!」などと情報交換を。

 どうやら繁忙の極みは越えつつある模様なので、この分なら近く、懸案のクトゥルー神話賞選考作業に着手できるかも知れません。で、その結果如何によっては、ちょいとしたサプライズの可能性も生まれつつあるようですので(!?)、応募者の皆さまには長らくお待たせして恐縮ですが、今しばらくの御猶予をお願いいたします。

 なお、発売が遅延していた『魔道書ネクロノミコン・完全版』も、いよいよ近日登場とのこと。こちらも首を長くして待った甲斐のある、迫力満点の一巻となっているようですので御期待ください!

クトゥルー神話事典
東 雅夫〔著〕
学研 (2007.1)
通常24時間以内に発送します。

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月12日 10:49 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年05月11日

てのひら通信(05/11)

 授賞式やら何やらで告知が遅くなってしまいましたが(汗)、ポプラビーチの「週刊てのひら怪談」が更新されております。
 今回は痛田三さんの「閉じ込められて」と高橋史絵さんの「夢に見るは美しき君の屍」という「閉塞空間の内外」をめぐる、好対照なスタイルの作品を並べてみました。こういう作品が平然と並び立つところが、「てのひら怪談」の特質であり強みでもあろうかと思います。

 さて、先日も申しあげましたように、「渾身の一作パート2」の選考に少しお時間をいただく関係で、来週の「週刊てのひら怪談」は番外篇として、初期に大量投稿を寄せられた方々の作品の中から、この組み合わせだけは、いずれどこかで紹介したいと思っていた2篇を掲載させていただきます。
 不狼児さんの「涙の初恋」と立花腑楽さんの「斜視」です。
 御期待ください!

 なお、ビーケーワンの辻さんから連絡がありまして、今夏に予定していた第五回ビーケーワン怪談大賞の開催が、このほど正式に社内決定されたとのことです。
 これを受けて、開催へ向けての本格的な準備作業に入ります。ちょっとだけ応募要項に変更があるかも知れませんので、くれぐれも御投稿は、正式な詳細の発表があってからにしてくださいね(笑)。

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月11日 10:31 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年05月10日

『幽』怪談文学賞授賞式開催される

 9日午後6時30分より、新橋駅前のリクルート銀座8ビルで、第2回ダ・ヴィンチ文学賞と第1回『幽』怪談文学賞の合同授賞式が開催された。

 テレビ取材@ミステリチャンネルが入っていたので、小生は4時過ぎに会場へ。「東雅夫の妖怪探訪記」(ただいま第2弾「鬼の骨」編を放映中!)でお世話になったスタッフの皆さんがすでにスタンバイして、怪談文学賞トリオへのインタビュー撮影を開始していた。カメラの前で緊張しまくるお三方が、なんとも初々しくて微笑ましいかぎり。
 進行リハーサルのあとは、ステージに向かって右手に設えられた選考委員席で、続々と詰めかける来場者の様子を眺めつつ、高橋葉介さん、京極夏彦さん、木原浩勝さんと歓談(岩井志麻子さんは飛行機の都合で、遅れて到着)。
 高橋さんからいきなり「『てのひら怪談』読みました。とても面白かったですよ」とのお言葉をいただき、感激する。

yoo07party1.JPG

↑これぞホラー・ジャパネスク!
なツーショット(ちょっと違います)

 と、そこへ、和服姿の加門七海さんが到着。まあまあ、こちらへ……と選考委員席で談笑するうちに授賞式が始まってしまったので、「ま、いいじゃないですかー」とそのまま着席していていただく流れに(テキトーである/笑)。あるいは会場でこの光景をご覧になって不審に思われた方があるかも知れませんが、加門さんは怪談文学賞ではなく怪談大賞のほうの選考委員ですので誤解のないように(似たようなものか!?)。

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↑『幽』怪談文学賞トリオの晴れ姿

 最初にダ・ヴィンチ文学賞の瀧羽麻子さん(大賞)、曽我部敦史さん(優秀賞)、岡本蒼さん(特別賞)――平均年齢30歳!――の授賞式が、見るからに瑞々しい感じで執り行われた後、小生の編集長挨拶と京極さんの選考委員代表挨拶で一気に雰囲気が怪しげに転じ、黒史郎、水沫流人、宇佐美まこと三氏の怪談文学賞トリオ――平均年齢44歳――の授賞式が……見るからに味わい深く展開された。

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↑記念品の行灯が贈呈される

 表彰・贈呈式では「記念品の行灯です」に会場爆笑。京極さん、加門さん、そして超多忙のなか駆けつけてくださった平山夢明さんも口々に「あれイイなー欲しいなー」。天野行雄さん@日本物怪観光謹製の青行灯、大好評であった。

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↑これが行灯@シラス版の全容だ!

 二次会、三次会までつきあって、午前三時前に帰宅。

yoo07party6.JPG

↑百物語ゆかりの青行灯を前に

 お忙しいなか御来場くださいましたマスコミ・業界関係者の皆さまに、あらためて御礼申しあげます。また、選考委員の皆さま、会場の設営と式の運営に尽力してくださったメディアファクトリーのスタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。
 受賞者の皆さんの今後の活躍を心からお祈りしたいと思います。ギリギリ見本が間に合った3冊の本を、会場で初めて手にしたのですが、ものすごく良い仕上がりでしたよ(黒・水沫担当の編集R、宇佐美担当のデスメタルS、ともにグッジョブ!)。

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月10日 13:34 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年05月08日

てのひら通信(05/07)

 ポプラビーチ掲載「週刊てのひら怪談」の第三次新作募集を、7日の午後11時59分で〆切りました。
 今回の応募総数は、38篇でした(まだ概算ですが……)。

 短期間の募集にもかかわらず、いずれ劣らぬ力作をお寄せくださいました皆さまに、心より御礼申しあげます。
 直前まで「西荻てのひら怪談」公募があったこともあり、応募者の皆さまには、さぞや落ち着かない連休を過ごされたのではないかと思います。本当にお疲れさまでした。

 まずは『幽』次号の掲載作を、ちょっと気合いを入れて選ばないといけませんので、「週刊てのひら怪談」での新作発表は、次々週からとさせていただく予定です。

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月08日 02:15 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年05月07日

『るんびにの子供』カバー帯付き版

 さて、〈幽ブックス〉第三弾として6月1日に発売される、宇佐美まことの短篇集『るんびにの子供』のカバーデザインが完成していますので、御紹介します。

usamirbcvrobi.JPG

 装幀をお願いしたのは、これまた人気デザイナーとして活躍中の泉沢光雄さんです。
 最近では、綿矢りさの新作『夢を与える』なども、泉沢さんの手になる作品でした。
 担当のデスメタルSくんによれば「本のテイストに合わせた、写真の使い方がとてもお上手な方だな、と」……以前から意中のデザイナーさんだったそうで、確かに今回のカバーも絶妙というほかありません。
 「あからさまにグロかったりおどろおどろしくない、一見ふつうの風景なのに、なんだか不安になる、そういう微妙なニュアンスが内容も装幀も出せたと思っています」(Sくん談)とのことゆえ、刊行の暁には是非じっくり手にとってご覧ください。

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月07日 09:29 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年05月06日

『幽』怪談文学賞トロフィー完成

 小生も昨年、小学館文庫版〈妖怪文藝〉でひとかたならずお世話になった、造形家の天野行雄さん@日本物怪観光に制作を依頼していた『幽』怪談文学賞の記念トロフィーが、ほぼ完成しました。
 天野さんから送られてきた画像を見るなり、想像していた以上の出来映えに、思わず感嘆の叫びをあげてしまいました(笑)。

andonkuro.JPG

 そう、なんとこれ、行灯スタイルで、ちゃんと点灯できるようになっているわけです。
 しかも受賞作ごとに、作品にちなんだバッタ、シラス、ホテイアオイの模様が、切り絵風にあしらわれているという凝りよう。台座部分にはプレートが付いています。

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 来る5月9日に銀座のリクルートビルで開催されるダ・ヴィンチ&幽の文学賞授賞式で、受賞者の皆さんに贈呈されることになります。

 あ、ちなみに今年度の第二回『幽』怪談文学賞の短編部門締切まで、いよいよ一ヶ月を切りました(6月1日必着)。
 ふるっての御応募をお待ち申しあげております!

妖怪文芸 巻之2
東 雅夫編
小学館 (2005.10)
通常24時間以内に発送します。

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月06日 13:57 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年05月05日

〈幽ブックス〉創刊ラインナップ発表!

 いよいよ今月18日に第1弾が発売される〈幽ブックス〉の創刊ラインナップを発表します。
 ふっふっふ。まさに怒濤の新刊攻勢ですな。
 お小遣いをキープして(!?)、刮目して待て!

【第1弾】5月18日発売
黒史郎『夜は一緒に散歩しよ』
水沫流人『七面坂心中』

【第2弾】6月1日発売
宇佐美まこと『るんびにの子供』

【第3弾】6月15日発売
木原浩勝『隣之怪 木守り(仮)』
中山市朗『なまなりさん 怪異実聞録(仮)』

【第4弾】6月23日発売予定
諸星大二郎/高橋葉介/花輪和一ほか『怪談漫画アンソロジー コミック幽(仮)』

【新シリーズ/こども怪談】7月6日発売予定
京極夏彦『旧耳袋(仮)』
新耳袋編集委員会編『しんみみぶくろ 妖怪モノノケBOX(仮)』
新耳袋編集委員会編『しんみみぶくろ 幽霊屋敷ノート(仮)』

※今秋以降も続々刊行予定
綾辻行人(連作短篇集)
山白朝子(短篇小説集)
南條竹則(英国怪談集)
安曇潤平(山岳怪談集)
東 雅夫(怪談実話アンソロジー)
ほか

 詳しくは、まもなく店頭に並ぶ『ダ・ヴィンチ』6月号の195頁を御参照ください!

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月05日 01:28 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年05月04日

『エヴァンゲリオンの夢』

 東京創元社さんから振込通知が来た。
 おや、またもや『日本怪奇小説傑作集』の増刷かな、るんるん(死語)……と開封してみてビックリ。

 遠い昔(発行は2000年8月)、小生が編集実務をお手伝いした、大瀧啓裕さんの長篇評論『エヴァンゲリオンの夢』の増刷通知だった。なんと五刷である。
 一年に一度に満たない少部数の増刷なれど、着実に新たな読者を増やして、しっかりと読み継がれてゆく、息の長い書物。

 大いに見倣いたく、またあやかりたいものである。特に『響鬼探究』(笑)。

エヴァンゲリオンの夢
大滝 啓裕著
東京創元社 (2000.8)
通常2-3日以内に発送します。

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月04日 00:09 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年05月03日

取材日和

 夏さながらの陽気のなか、午前中は取材する側、午後は取材される側となって、慌ただしく移動する一日となった。

 まずは麹町の文春ビル近くのカフェテラスで、『幽』編集スタッフの中野さんと共に堤邦彦先生の談話を収録。
 『幽』次号の第一特集「三遊亭円朝」の取材である。
 映画『怪談』で印象的な使われ方をしている「蛇」および怨念による「転生」というモチーフが、近世怪談と唱導文芸の世界でひとつの系譜を形づくっている点について、はなはだ興味深いお話をうかがう。
 いつもながら、豊富な学識に裏打ちされた堤先生の所説には、敬服と共感の念、しきりである。
 なお、堤先生には「怪談アルケオロジー」にも御寄稿いただいているので、お愉しみに。

江戸の怪異譚
江戸の怪異譚
posted with 簡単リンクくん at 2007. 5. 4
堤 邦彦著
ぺりかん社 (2004.11)
通常2-3日以内に発送します。

 午後は地元・菊川に戻って、洋菓子の名店シュベーネ喫茶室で、朝日新聞の文化グループ(今は文化部とか学芸部とは呼ばないのだそうな)に所属して文芸欄等を担当されている吉村千彰記者の取材を受ける。
 本日のテーマは「短いものの人気と魅力について」――要するに『てのひら怪談』に代表されるような掌篇小説やアンソロジーの流行から、テレビ番組やお笑い芸能にいたるまで(!?)近頃巷で妙に目につく「短小」「断片」「ミニマム」志向について、『てのひら怪談』企画編纂者/アンソロジストの立場から思うところを述べよ、というような趣旨のお尋ねであった。
 古くは漱石「夢十夜」、百鬼園「東京日記」、タルホ「一千一秒物語」、川端「掌の小説」から、戦後の星新一にいたるまで、まさに一筆入魂、片々たる紙幅の中に、現実とか常識をくつがえし、この世ならぬ世界をまざまざと読み手に感得せしめる文芸は、思えば好んでミニマムなスタイルを志向してきたのではなかったか……というようなスタンスからのお話をさせていただいた次第。
 どんな記事にまとめられるのか、今から愉しみであることよ。

稲垣足穂全集 1
稲垣 足穂著 / 萩原 幸子編
筑摩書房 (2000.10)
通常2-3日以内に発送します。

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月03日 23:18 | コメント (0) | トラックバック (0)

『ターザン』でも「てのひら怪談」

 さて、「天国さがし」とか「西荻怪談」とか、このところ何かとお世話になっている穂村弘さんが、『ターザン』5月9日号のBookコーナー「穂村弘さんが薦める3冊」に、『独白するユニバーサル横メルカトル』『きつねのはなし』と共に『てのひら怪談』を選定してくださっています。
 「プロの詩人や作家が800字でここにある最高のものと同じレベルで書けるかというと、そう簡単にはいかないと思う」とのこと。「怖い本って黒いんだよね装丁が」という御指摘も、なるほど、ですな。
 穂村さん、ありがとうございます。

tarzanhomhom.JPG

 ちなみに今号の特集は「男はやっぱり『腹を割りたい』、女も『お腹にタテ筋が欲しい』!」……ううむ(汗)。ここはひとつ小生も、穂村さんと2人でチャレンジしてみようかな(笑)。

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月03日 03:19 | コメント (0) | トラックバック (0)

速報! 満員御礼

 先ほど、「西荻ブックマーク」スタッフの小野塚さん@『某』から連絡をいただきまして、西荻イベントの参加申し込みが、定員の100名に達したとのことです。

 やはり昨日の朝日新聞東京版に紹介記事が掲載されたことが、効果絶大だった模様。
 告知・受付業務に御尽力いただいている関係各位に、あらためて御礼を申しあげます。
 そして、お申し込みいただいた皆さまにも、心からの感謝を!

 御期待を裏切らないイベントにするべく、秘策を練って(!?)まいりたいと思っております。

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月03日 02:48 | コメント (0) | トラックバック (0)

てのひら通信(05/02)

 まずは、西荻てのひら怪談の応募総数ですが、斉藤さん@ポプラ社がせっせと数え直したところ、119篇ではなく120篇に達していたことが判明しました(笑)。
 ここに謹んで訂正・報告させていただきます。

 さて、大型連休の狭間にもかかわらず、ポプラビーチの「週刊てのひら怪談」は、カレンダーどおりに更新されております。
 今週は、伊予葉山さんの「蓋」と暮木椎哉さんの「冬の足音」という「落下物」つながりの両篇です。陽と陰、喧噪と静謐、視覚と聴覚の鮮やかな対比を、お愉しみくださいませ。
 次回は、痛田三さんの「閉じ込められて」と高橋史絵さんの「夢に見るは美しき君の屍」をお送りする予定です。

 ポプラビーチでは、もうひとつ。
 穂村弘さんの人気連載「天国さがし」も更新されております。
 …………まだ、拙宅までは辿りついておりませんが(笑)。
 このあと、どのような展開が待ち受けているのか、小生も固唾を呑んで見守りたいと思っています。

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月03日 01:48 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年05月02日

加門七海VS立原透耶

 『幽』7号の加門七海対談、今回のゲストはホラー&ファンタジー作家の立原透耶さん。
 立原さんは7年ほど前に『ダ・ヴィンチ』誌上で開催された伝説の「文藝百物語パート2」にも御参加いただき、加門さんと濃おおおい見霊談義を交わされていたことが印象的だった、知る人ぞ知る「見える作家」のおひとりです。
 今回の対談場所はまたしても……小生がらみの取材企画では、もうすっかり定番となった観がある神田の甘味処「竹むら」。そう、立原さんもまた、大の『響鬼』ファンなのでありました(笑)。

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 今号から同企画の編集実務を担当していただくことになったフリーエディターのAさん、ライターのIさん、編集部の吸血キッシー、カメラマンの花木さん……そしてゲストにホストと、映画『怪談』も顔負けな女性陣の華麗なる競演(!?)に、取材に立ち会った小生および編集Rは呆然と傍観するのみ。ちなみにAさん、Iさん、キッシーは、いずれも子育て真最中の働くママさん軍団なのだった。

 開始早々から、立原さんと肉親の方々が直面した面白コワイ実体験談の数々が炸裂して、とても真剣で充実した内容の「見える作家ホンネ対談」となったように思います。
 『幽』次号の記事に、御注目ください!

銀の手のシーヴァ
立原 透耶著
ソフトバンククリエイティブ (2007.2)
通常2-3日以内に発送します。
ささやき
ささやき
posted with 簡単リンクくん at 2007. 5. 2
立原 透耶著
角川春樹事務所 (2001.2)
通常2-3日以内に発送します。

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月02日 04:06 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年05月01日

速報! 朝日新聞に西荻怪談記事

 朝というか昼前に起きたら、ポプラ社の斉藤さんからFAXとメールが。
 寝ぼけ眼で、どれどれ……と眺めて驚愕。
 今日の『朝日新聞』朝刊・東京版の紙面に――「西荻の古書店主 怪談の夕べ」「6月『怪談話会』店主ら企画」と銘打たれた写真入りの紹介記事が、大きく掲載されているではないの(笑)。

asahinishioghi.JPG

 首都圏在住の方は、御高覧のほどを。
 あ、それとお知り合いの方などで西荻イベント観覧希望の方がいらしたら、早めのお申し込みをオススメします。

【追記】
 その後、各方面の情報を総合したところ、ポプラ社と西荻ブックマーク、どちらからの売り込み(?)でもないことが判明(笑)。
 実は明日、朝日新聞の学芸部記者の方から「てのひら怪談」がらみの取材を受けるのですが、その方も御存知なかったそうで、どうやら取材記事を書いてくださった水山和敬記者の御厚意に発するもののようです。関係者を代表して、御礼申しあげます。

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月01日 12:04 | コメント (0) | トラックバック (0)

累ヶ淵探訪

 さて、『幽』7号の第一特集「三遊亭円朝」は、今年8月に公開される松竹映画『怪談』と連携した企画である。
 先日、堤邦彦先生やMOTOKOさんと共に試写を見せてもらったのだが、日本的怪談映画の伝統へのオマージュが随処に感じられる中田秀夫監督の演出には、大いに好感をもった次第。
 黒木瞳、井上真央、木村多江、麻生久美子、瀬戸朝香と個性際立つ女優陣の競演も艶やかで、もちろん、累ものを「お家の芸」とする尾上家の御曹司・菊之助がハマリ役であることは申すまでもあるまい。

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↑映画『怪談』チラシより(部分)

 そしてもうひとつ、今回の映画の特色として、従来の累怪談映画に較べて格段に、怨霊事件の舞台となった羽生村がクローズアップされていることが挙げられる。
 ここは一番、探訪企画でも羽生村を訪れないわけには行くまい!

 かくして陽春の一日、MOTOKOさんと助手のUくん、編集R、小生の4人は、一路、茨城は旧・水海道の羽生村を目指したのであった……。
 まずは祐天上人ゆかりの……というよりも、高田衛大先生の名著『江戸の悪霊祓い師』所収「怪談の寺」によって怪談ファンには忘れがたい印象を残した弘経寺を訪れ、妖怪伝説で知られる「来迎杉」の偉容に、ほほーと眺め入った後、いよいよ累一族を祀る法蔵寺へ。墓所に詣でた後、祐天上人の霊力を宿す百万遍の御数珠や累曼荼羅図などを間近に拝観させていただいた。
 さらに御住職に御教示をいただき、寺から程近い、かつて累ヶ淵があったとされる地点へ――。

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↑すべての因果因縁を秘めて
今日も鬼怒川は流れる……。

 探訪取材の顛末は、『幽』次号の「日本怪談紀行」にて!

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月01日 02:57 | コメント (0) | トラックバック (0)

多数の御応募に深謝

 先ほど、午後11時59分をもちまして、「西荻てのひら怪談」の公募を締め切りました。
 応募総数は――まだ概算ですが――なんと119篇に達しておりました!

 よくぞマア、多くの皆様が、かくも酔狂な公募企画におつきあいくださったものと、感謝感激しております。スタッフを代表しまして、御礼申しあげます。
 今回の作品執筆を機会に、西荻窪という土地への皆さまの理解や関心が少しでも深まったとするならば、これに優る歓びはありません。

 穂村弘さん、北尾トロさん、小生の三名による選考結果の発表は、6月10日に西荻窪駅前のこけし屋で開催される、西荻ブックマーク主催「てのひら怪談」トークイベント(参加申し込み受付中)の席で予定しております。
 進行状況は随時、このブログでも御報告してまいりますので、今後の展開にも御注目ください。

投稿者 東 雅夫 : 2007年05月01日 00:24 | コメント (0) | トラックバック (0)