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2008年02月26日

あっと驚くホラ大予備選

 夕刻より飯田橋の角川書店会議室で開催された、第15回日本ホラー小説大賞の予備選考会に出席。
 今回は長篇部門15作、短篇部門13作の一次通過作品を対象に、評論家と編集者総勢十数名による選考作業がおこなわれた。

 すでにホラ大の公式サイトで発表されているとおり、今回の一次通過作の中には、『てのひら怪談』の田辺青蛙さんと春乃蒼さん、『幽』怪談文学賞の雀野日名子さんらが含まれていて、一驚を喫すると同時に、たゆまぬ精励努力の姿勢を心強く感じたものだ(皆さん、一次は小生の箱でなくて幸いでしたが/笑)。
 とはいえ、当然のことながら、面識の有無など選考作業には何の関係もないこと、総ては作品の出来如何である。今回も粛々と選考にあたった次第。

 さて、その結果は――追ってホラ大公式サイトで発表されると思うので、どうか御注目あれ!
 しかし……いやあ、驚きました(笑)。

投稿者 東 雅夫 : 2008年02月26日 23:35 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年02月24日

『深泥丘奇談』がモノスゴイ!

 JFN取材に際して、「必ず宣伝するよーに!」との厳命とともに(笑)吸血キッシーからポプラ社へ直接、出来立てホヤホヤの『深泥丘奇談』と『赤いヤッケの男』の見本が届けられた(バイトくん御苦労さん!)。
 小生も現物を目にするのは初めてである。
 逸る心を抑えつつ、『深泥丘奇談』を手にするなり……斉藤さんと2人で、しばらく呆然と眺め入ってしまった。
 すすす、凄いよ凄すぎるよ祖父江さん!
 これはもう何というか、文芸書の単行本というよりも一種の工芸品というべきではないのか……。
 そして、その仰天プランを現実のものとした、キッシーはじめメディアファクトリーと図書印刷の制作スタッフに、心からなる称讃の言葉を贈りたい。

 あえて写真は載せません。
 これはもう、直に手にとって、あちこち撫でまわしたり裏返したりして堪能していただく以外に、その真価は伝わらないだろうと思うからです。
 絶対に入手して損のない、というか本好きなら万難を排して(といっても価格は驚異の1580円也)我が物とすべき一冊。ビーケーワンで購入されると特典付きです。騙されたと思って、購入ボタンをクリックだ!
 また3月上旬には、東京と京都でサイン会も予定されているので(詳しくはWEB幽を参照)、是非お運びください。これに著者のサインが加わったら、それはもう末代までの家宝ですぞ(笑)。

 思わず興奮のあまり、斉藤さんに向かって「よーし、こうなったら『てのひら怪談・対の妖(仮)』も、これに負けないくらい凝りまくった装幀・造本でいくぞーーーーー!」と叫んだところ……。
 「さ、仕事仕事!」と、そそくさと席を立つ多忙な斉藤さんであった。

投稿者 東 雅夫 : 2008年02月24日 02:54 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年02月22日

てのひら通信(2/22)

 午後、ポプラ社の豪華応接室にて(笑)JFN(ジャパンエフエムネットワーク)さんの取材を受ける。
 東北・北陸・四国などのFM局で毎週月曜から木曜の午前中に放送されている「OPEN SESAME」という番組内の文化情報コーナー「Brand New I」(午前9時31分から9時50分)で、『てのひら怪談』および『幽』怪談文学賞を取りあげてくださるという、ありがたいお話である。
 聞けば、制作担当の方は、『てのひら怪談2』掲載作家のひとりである峯岸可弥さんの紹介で『てのひら怪談』を知ったのだそうな。ナイスな広報活動に感謝だ!>峯岸さま
 賞の成り立ちから単行本化の経緯、800字怪談の特質等々、問われるままに色々とお話しさせていただく。
 残念ながら首都圏ではオンエアされないのだけれど、該当地域の方は是非、御一聴のほどを。
 オンエアは、2月26日(火)の午前9時40分から9時48分の予定です。

 さて、ポプラビーチの「週刊てのひら怪談」が更新されております。
 今週は、岩里藁人さんの「がんこもの」と根多加良さんの「小便が硬い」――最も身近な怪談スポットのひとつというべき厠/トイレにまつわる異色作の共演です。どちらも全く別の意味で、時代の空気を感じさせる作品となっているように思います。

 次回は、我妻俊樹さんの「青い花」と沙木とも子さんの「向日葵の碑」をお送りします。

投稿者 東 雅夫 : 2008年02月22日 21:15 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年02月21日

てのひら2新帯本、ビーケーワンで出荷開始!

ビーケーワンの辻です。
新芥川賞作家・川上未映子さんの写真つき新オビ巻き終わりました! 色っぽいオビでちょっとびっくりしますよ。
これで発送準備が整いましたので、今後ビーケーワンで『てのひら怪談2』をご注文いただければ、迅速確実に新帯本をお届けいたします。

奇しくも川上さんの芥川賞受賞作『乳と卵』が発売になりました。
さらに奇しくも、こちらの装幀も『てのひら怪談』と同じ大久保伸子さんで、色合いなど共通していて思わずニヤリ。これは絶対、セットで揃えたいですね。こちらにも是非ご注目を!





投稿者 coolmint : 2008年02月21日 18:44 | コメント (0) | トラックバック (0)

新帯本到着!

 『てのひら怪談2』の新帯本が到着しました。

miekoobi.jpg

 帯裏(表4側)には、『asta*』1月号に掲載された川上未映子さんの『てのひら怪談2』レビューからの抜粋がたっぷりと掲げられております。
 書店で見かけたら、ぜひ記念に(笑)お買い求めください。

※ビーケーワンでも追って新帯本を販売しますが、ここに入荷の告知が出るまでは絶対に注文なさらないように、くれぐれも御注意ください。告知前に注文されると旧帯本が届いてしまいます!(交換不可)※

投稿者 東 雅夫 : 2008年02月21日 16:13 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年02月19日

大反響御礼!

 今夏の〈文豪怪談傑作選〉ラインナップに関するアンケート。いつのまにやら30人を超える皆さまの熱心な御意見を頂戴し、担当編集者のKさん@筑摩書房ともども、大感激しております。

 しかし……小川未明が、こんなに大人気とは!(笑)
 これは何としてでもラインナップに含めたいなと勘案中(もちろん著作権継承者のお許しをいただく必要がありますので、確約はできませんが)。
 もうひとりを誰にしようかねえ……と、Kさんと悩みに悩んでおります。

 とはいえ、さすがにそろそろ腹をくくらないといけませんので、アンケートの締切を明日20日の午後11時59分までとさせていただきます。
 ちなみに筑摩書房さんから、アンケートの景品であるサイン本を御提供いただけることになりましたので、小生からの分(自腹で調達するつもりだったのよ)と併せ、1名でなく2名の方に抽選でプレゼントさせていただくことにしました! せめてもの御礼の気持ちです。
 あと一日ちょいですが、ふるって御投稿くださいませ。

 あ、そうそう、昨年好評をいただいた「特別篇」を、今年も編纂刊行させていただけることになりました。
 もちろん今回も、とっておきの文豪怪談実話で勝負します(笑)。御期待ください!

投稿者 東 雅夫 : 2008年02月19日 23:14 | コメント (0) | トラックバック (0)

文庫版『てのひら怪談』特別企画

 さて、はなはだ唐突ではありますが、6月に発売されるポプラ社文庫版『てのひら怪談』のために、緊急の作品募集をおこなうことになりました。
 せっかく文庫で再刊されるのだから、単行本と同じではつまらない……ということで、文庫オリジナルの書き下ろし作品を、巻末に追加収録しようというプランです。

 今回、募集対象となるのは『てのひら怪談1』に寄稿された66名のてのひら作家の皆さん。「週刊てのひら怪談」と同様に、これぞ! というとっておきの一作をお寄せいただきます。
 3月3日締切という短期決戦、しかも採用できる本数も、かなり限られると思われます。
 厳しい条件ではありますが、ふるっての御応募、お待ち申しあげております(追って斉藤さんから募集の詳細に関するメールをさしあげます)。

 ちなみに、先ほど某FMラジオ局から連絡がありまして、新刊紹介コーナーで『てのひら怪談2』を採りあげてくださるとのこと! 詳細は更めて御報告いたします。
 なんだかここへ来て、『2』関連がにわかに動きだした感じですなー。

投稿者 東 雅夫 : 2008年02月19日 20:18 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年02月18日

てのひら通信(2/18)

 本日(2月18日)付け『産経新聞』朝刊読書欄にて、『てのひら怪談2』が書影付きで紹介されました!
 「作品は公募の段階で『創作・実話は問いません』という1項があるので、背中ぞくぞくの1編を読了後、どうせ作り話だからという逃げ道は閉ざされている」とのこと。なるほど!

 ちなみにポプラの斉藤尚美さんによる『てのひら怪談2』全作品コメントが、ようやく完成した模様です(笑)。激務の合間を縫っての執筆、本当にお疲れさまでした。>斉藤さま

 なお、ポプラビーチの「週刊てのひら怪談」バックナンバーのうち、平山夢明、福澤徹三、小生による「てのひら酔談」のリンクが切れていて閲覧できないとの御指摘をいただきました。失礼しました。まもなく復旧すると思いますので、しばらくお待ちください。
 かたや推協賞&このミス1位、かたや大藪賞受賞と、いまや文壇の評価も鰻登りな怪談文芸の旗手おふたりによる、怪談界の現状に対する真摯な直言の数々は必読です。
 未見の方は、この機会にぜひ御一読のほどを!

投稿者 東 雅夫 : 2008年02月18日 11:40 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年02月15日

注目のホラー系新人

 ちょっと色々な仕事のラインが錯綜したり、急遽とんでもない企画があっさり採用されてしまったりして、ただいま物凄い状況になっているのだが(汗)、そんな中よろよろと朝日新聞社発行の文芸誌『小説トリッパー』春季号(3月発売)の「注目の新人!」特集の原稿を書いて送信。

 小生の担当は「ホラー部門」とのことだったので、ホラー大賞代表・曽根圭介、幽&てのひら代表・黒史郎、幻想文学&異形代表・石神茉莉という布陣で臨んでみた(笑)。
 関心のある向きは、ぜひとも御高覧のほどを。



投稿者 東 雅夫 : 2008年02月15日 22:38 | コメント (0) | トラックバック (0)

てのひら通信(2/15)

 ポプラビーチの「週刊てのひら怪談」が更新されております。

 今週は、石居椎さんの「名残」と井上優さんの「百円札」――あるかけがえないものの喪失が思いがけず喚起する、ハートウォーミングな怪異を描いた、ジェントル・ゴースト・ストーリーの競演となりました。

 来週は、岩里藁人さんの「がんこもの」と根多加良さんの「小便が硬い」をお送りします。お愉しみに(笑)。

投稿者 東 雅夫 : 2008年02月15日 17:22 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年02月10日

待ち人、来る。

 過日、このブログで音信不通の告知をしました800字クトゥルー小説投稿者の猫乃さんから、つい先ほど連絡がありました!

 さすがにもう連絡は取れないものとなかば諦めて、全111篇→全108篇で刊行する方向で考えていたのですが、学研さんの編集作業自体が大幅に遅延していることが幸いして(……)、きわどいところでセーフとなりそうです。
 この強運を、今後も活かしていただきたいものですな(笑)。

 でもって同書の刊行時期なのですが、当初の予定よりかなり遅れそうな見通しらしいです……。
 収録予定作家の皆さんへ著者校正ゲラをお送りするのも、まだしばらく先になると思われますが、刊行されることは確実なので、安心して首をながーくしてお待ちいただきたく。

投稿者 東 雅夫 : 2008年02月10日 01:53 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年02月08日

てのひら通信(2/8)

 ポプラビーチの「週刊てのひら怪談」が更新されております。

 今週は、料理男さんの「黄昏の鬼」と君島慧是さんの「至らずの並木」です。
 一条の道をたどる語り手を見舞う妖変と仄暗い悲哀を、緻密な文体で描いて唸らせる両篇を御堪能ください。
 次回は石居椎さんの「名残」と井上優さんの「百円札」をお送りする予定です。

 ちなみに、ポプラビーチの「読者カード」紹介コーナーで、2回連続で『てのひら怪談2』が採りあげられました! こちらもぜひ、御参照ください。

投稿者 東 雅夫 : 2008年02月08日 10:14 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年02月07日

露伴と未明ですか!

 藤原編集室さんの7日付け「今日のあぶく」を拝見して、思わずニヤリ。
 「二人選ぶなら、幸田露伴と小川未明かな」とのこと。
 やはり(笑)。御協力ありがとうございます。
 
 アンナ・カヴァン『氷』のリバイバルも愉しみですなあ。

投稿者 東 雅夫 : 2008年02月07日 13:21 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年02月05日

吸血鬼イベントPart2

 年末に開催されたトーク&朗読イベントに続き、下記の日程で、夜想主催のヴァンパイア・イベントのパート2が開催中です。

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Yaso VAMPIRE EXHIBITION Part2
山本タカト展 吸血鬼逍遙

■会期:2008年1月25日[金]~2月18日[月]
■水曜休 ■月~金:13:00~20:00 土日祝:12:00~19:00
■入場料:500円
■会場:parabolica bis[パラボリカ・ビス]
■東京都台東区柳橋2・18・11 ■TEL: 03-5835-1180

★同時開催
〈吸血鬼/ヴァンパイア文学800・アート〉賞 受賞作展
石田一・吸血鬼映画コレクションpart2

スペシャル・イベント★★★SPECIAL EVENT★★★
VOL.5 畏敬なるものの美しさ〈山本タカトの吸血鬼世界〉
山本タカトの描く、怖さと昏さと妖しさについて
■2008年2月9日[土]19時開演
■トークショー:高原英理 VS 東雅夫 ゲスト:山本タカト 司会:今野裕一
■定員:50名■入場料:1500円(展覧会入場料込み)
1F■Galleria Yaso nacht [ナハト]

 ……というわけで、今週末の9日には、小生もちょろりと登板するトークショーが開催されます。
 同時に800字吸血鬼小説&アートの優秀作品展示もおこなわれておりますので、お誘い合わせのうえ御来場いただけましたら幸いです。

投稿者 東 雅夫 : 2008年02月05日 13:08 | コメント (0) | トラックバック (0)

初春の幽ブックス4冊、揃い踏み!

 書影が出揃ったところで、2月末から3月上旬に刊行される〈幽ブックス〉の新刊4点を更めて御紹介しましょう。

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 当代きっての人気作家が怪談文芸に新境地を拓いた、綾辻行人の連作短篇集『深泥丘奇談』。

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 かたや怪談実話界期待の新星が満を持して単行本デビューを飾る、安曇潤平『赤いヤッケの男 山の霊異記』。

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 読み応え満点な中篇怪談の醍醐味を伝える南條竹則編訳の画期的アンソロジー『地獄 英国怪談小説中篇集』。

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 史上初復刊となる幻の長篇怪奇ロマンスをフィーチャーした、東雅夫編『飛騨の怪談 新編・綺堂怪奇名作選』。

 最新の小説に実話、東西の古典名作と、怪談文芸の多彩な魅力を堪能していただける、非常にバランスのとれたラインナップが実現できたのではないかと思います。
 ちなみに、いま書きながら気づいたのですが、安曇、南條、小生は、いずれも1958年生まれ、綾辻氏が60年生まれ。
 今回は、ほぼ同世代の怪奇おじさんクァルテットの競演と相なりました(笑)。
 どうか、4冊コンプリの方向で御予約・御愛読を賜りますよう、お願い申しあげます。

投稿者 東 雅夫 : 2008年02月05日 12:02 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年02月04日

『深泥丘奇談』は、こんな顔

 いよいよ今月末(4年に一度の29日だ! 44年前の同じ日に、あの『虚無への供物』が初刊行されたことを卒然と思い出しました)に〈幽ブックス〉から発売となる、綾辻行人さんの新境地『深泥丘奇談』のカバーデザインが確定しましたので、お披露目いたします。

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 どうです、この、意表を突いたコンセプト!
 余白にたたずむ奇妙な獣の、何ともいえぬ愛らしさ!!
 昨夜放映されたテレビ番組「情報大陸」でも天才肌のお仕事ぶりがクローズアップされていた祖父江慎さんのデザインワークが、冴えに冴えております。

 ビーケーワンで予約購入された方には、オリジナル特典として、小生と綾辻さんが本書について語り合った座談の完全バージョンをプレゼント!
 ふるっての御予約をお待ち申しあげております。



投稿者 東 雅夫 : 2008年02月04日 15:00 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年02月03日

編集R画伯の特典漫画、遂に完成!

 ビーケーワンで『幽』最新号を購入された方だけにお贈りする、恒例のお愉しみ――編集Rが多忙な日々の業務の合間を縫って描き上げた特典漫画が、ようやく完成しました。
 今回は題して、「ヒガシ編集長「怪異」に遭う」の巻……怪談巡礼団一行による京都取材の裏話を描いた、全5ページに及ぶ力作です。サワリのところをちょっとだけ御紹介。

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↑おかっぱの人物は加門七海さん。七三メガネが小生。

 ……。
 …………。
 ………………。
 ええー、一部、事実と異なる部分があるような気もいたしますが、とにかく爆笑また爆笑。文句なしに面白かったです。編集Rよ、お疲れさん〆

 特典配信まで、いましばらくお待ちください。

投稿者 東 雅夫 : 2008年02月03日 00:22 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年02月01日

『飛騨の怪談』は、こんな顔

 〈幽クラシックス〉第一弾として、畏友・南條竹則氏編訳の『地獄 英国怪談小説中篇集』と同時発売される小生編の『飛騨の怪談 新編・綺堂怪奇名作選』の表紙カバーが完成しましたので、早速お披露目します。

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 飛騨山中に潜み棲む妖怪ヤマワロに美女が攫われて、あんなことやこんなことをしたりされたりする話なので(やや歪曲あり。ま、要するに「獣人雪男」とか「九十九本目の生娘」とか、あの手の怪作映画の元祖というべき作品を、大正初頭に綺堂が手がけていたわけだ、これが!)、月岡芳年えがく岩見重太郎狒々退治の錦絵を使っていただくことにしたのですが、デザイナーの竹智淳さんの発案で、山岳重畳たる風景写真と重ね合わせることで、さらに妖しげな趣が加わっているように思います。
 ただいまビーケーワンでは特典付き予約受付中ですので、ぜひとも御購読のほど、お願い申しあげます。



投稿者 東 雅夫 : 2008年02月01日 18:04 | コメント (0) | トラックバック (0)

てのひら通信(2/1)

 ポプラビーチの「週刊てのひら怪談」が更新されております。

 今週は、五十嵐彪太さんの「回帰」と、立花腑楽さんの「龍宮の使い」という、瑞々しいエロティシズムを感じさせる両篇の競演です。
 水辺にゆらぎ顕つ女怪の妖しい美しさ。妖異に関わる怪しげな老人と、その営みを食い入るように見まもる若者……驚くべきシンクロぶりと、鮮やかな対比の妙を御堪能あれ。

 次回は、料理男さんの「黄昏の鬼」と君島慧是さんの「至らずの並木」をお送りする予定です。御期待ください!

投稿者 東 雅夫 : 2008年02月01日 14:21 | コメント (0) | トラックバック (0)