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2008年04月28日

【緊急】またもや探しています!

 先に発表しました『てのひら怪談3(仮題)』掲載予定作家のうち、筆名「24号」さんと未だ連絡が取れない旨、ビーケーワンの辻さんから連絡がありました。

 もしも御本人もしくはお知り合いの方が、このブログをご覧でしたら、至急、ビーケーワンもしくは当ブログのコメント欄に、メール連絡をくださいますよう、お願いいたします。

 しかし、こうも連絡が取れない事態が続くと、今年の公募に際しては、メール以外の連絡手段も取れるように勘案しないといけませんねえ……。

投稿者 東 雅夫 : 2008年04月28日 02:43 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年04月27日

澁澤龍彦回顧展

 横浜港を一望する緑豊かな高台に建つ神奈川近代文学館で、4月26日から6月8日まで開催される、生誕80年を記念した澁澤龍彦回顧展の内覧会へ。

shibukana.jpg

 会場に着くなり、特に名を秘す某社某編集長やら国書刊行会のイソザキ編集長やらと出ッくわす。某編集長によれば800字クトゥルー単行本は、ようやく入稿のメドがついてきた模様。イソザキ編集長からは『新訂 日本幻想作家名鑑』の項目チェックが遅延していることにきついお叱りをうける。しくしくしく。
 パーティ会場では、お久しぶりの澁澤龍子さんや松山俊太郎大人、そして神奈川近代文学館の現館長である紀田順一郎先生に御挨拶させていただく。

 さて、今回の回顧展では「ここちよいサロン」という副題のとおり、澁澤邸に今も大切に秘蔵されている写真や書簡、書物や遺品の数々が編年式に陳列されており、故人とゆかりの人々との交遊の跡を如実に偲ぶことができる。『澁澤龍彦スペシャル』で掲載させていただいた懐かしい写真や資料との再会に、感慨しきりであったことよ。会場で販売される図録は、資料価値きわめて高し。

shibukana2.jpg

 また、会場の一角に設置されたモニターでは、暗黒舞踏の盟主・土方巽の通夜の席で澁澤さんが挨拶をする一部始終のビデオ映像が流されており、とても感銘深く眺め入った。映像ばかりでなく音声もかなりクリアで、故人の謦咳に触れる得がたい機会となろう。必見。
 さるにても、澁澤さんが御存命であったら今年80歳とは……いやはや光陰矢のごとし。

【開館時間】午前9時30分から午後5時(入館は4時30分まで)
 ※月曜日休館(5月5日は開館)
【観覧料】一般600円
神奈川近代文学館
http://www.kanabun.or.jp




↑某編集長渾身の一冊!



↑イソザキ編集長渾身の一冊!

投稿者 東 雅夫 : 2008年04月27日 17:01 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年04月26日

長篇怪談をどう書くか

 さて、福澤さん上京の本命は、実は『幽』第二特集の対談なのであった。

 ポプラでの取材が終了後、お迎えに参上したデスメタルSの案内で、福澤さんと門賀さんには新宿野村ビル高層階にあるミーティングルームへお越しいただいた。
 そこへ錦糸町で別件の打ち合わせをしていた加門七海さんと小生が合流し、加門七海vs福澤徹三の顔合わせによる対談「長篇怪談をどう書くか」の収録が開始されたのであった。

yoo09kamofuku.jpg
↑御両人には今夏もまたお世話になります!

 おふたりの長篇怪談の代表作である『祝山』および『壊れるもの』の話題に始まって、途中、WEB幽で募集させていただいた質問項目への回答なども頂戴しながら、きわめて実践的な書き方指南の内容になったと思うので、『幽』怪談文学賞に応募を考えている諸賢は必読ですぞ。

yootrio.jpg
↑幽を支える強力(?)編集トリオ。
左からデスメタルS、編集R、編集Y。
以後お見知りおきを!

 対談終了後は、同じビル内にある土佐料理の店でお食事会。その後、門賀さんは編集Rおよびカメラマンの首藤幹夫さんとともに〈怪談ハンター〉の深夜収録へ(結果的に門賀さんには、なんと一日に三件の取材を連続でお願いすることに……お疲れさまでした)、福澤さんはデスメタルSと編集Yをお供に新宿しょんべん横町(笑)の暗がりへ、それぞれ消えていったのであった。







↑どちらも長編怪談執筆のお手本に最適だ!

投稿者 東 雅夫 : 2008年04月26日 16:43 | コメント (0) | トラックバック (0)

てのひら通信(04/26)

 デザイナーの大久保伸子さんと斉藤さんにより、『てのひら怪談3(仮題)』の装幀打ち合わせがおこなわれた模様。
 今回は1・2とはやや趣を変えて、イラストをメインに据えたデザインになるそうで、起用されるイラストレイターさんの人選に、これから入ります。

 もひとつ、こちらも小生は立ち合っていないのですが、仕事で上京された福澤徹三さんをポプラ社にお迎えして、大藪賞受賞記念(!?)&てのひら怪談新刊記念のインタビュー取材がおこなわれた模様(インタビュアーは酒月さんこと門賀美央子さん)。
 この取材記事は『asta*』に掲載されますので、お楽しみに。

 さて、ポプラビーチの「週刊てのひら怪談」が更新されております。

 今週は、青木美土里さんの「ぬばたまの」と米川京さんの「音楽室の人々」という「絵画怪談」の競演です。画中の人物などが生動して……というモチーフは、『聊斎志異』から『オトラントの城』まで、洋の東西を問わず伝統あるモチーフですが、今回の両作品は、落語のサゲを連想させるウィットに富む落とし方で異彩を放っていると思います。

 来週(なのかな。連休真っ只中なので、もしかすると更新時期が若干ずれるかもしれません)は、貝原さんの「買物」と島村ゆにさんの「箱の中」をお送りします。

投稿者 東 雅夫 : 2008年04月26日 11:47 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年04月24日

ボーナストラック決定

 ポプラ文庫版『てのひら怪談』に新たに書き下ろし収録される、通称「ボーナストラック」は、ページ数の関係から5篇収録となりました。
 このため、小生が事前にセレクトしていたベストテンの中から、下記の5篇が入選と決まりました。

我妻俊樹「なづき」
朝宮運河「飛ぶ洋服」
岡部えつ「折り指」
クジラマク「置き引き」
六條靖子「手ぬぐい」

 惜しくも次点となった5篇は、下記のとおりです。

梅原公彦「旅の忘れ物」
君島慧是「月は緞帳の襞に」
グリーンドルフィン「(地獄、かな)」
平金魚「見知らぬ男」
林不木「二十五瑟」

 上位5篇とは、本当に僅差でした。
 また、選外となった作品のレベルも非常に高かったと思います。
 寄稿者の皆さま、本当にありがとうございました。
 せっかくの作品群ゆえ、未収録のものも、いずれ何らかの形で陽の目を見させていきたいと思っておりますので、ちょっとだけ気長にお待ちくださいね。

投稿者 東 雅夫 : 2008年04月24日 05:02 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年04月20日

無事帰還

 『幽』第9号の特集「山の怪談」にちなんだ、怪談巡礼団+安曇潤平による伊豆・日金山十国峠探訪企画、心配されていた天候にも(奇蹟的に!?)恵まれ、無事に終了しました。

 日金は古い信仰の山で、登山道には石仏が点在、山頂付近にある日金山東光寺に祀られている日金地蔵尊は、死者の魂を導くとされ、亡者の集う山と言い伝えられています。
 春秋の彼岸にこの山に詣でると、行き逢う人の中に、おのれが逢いたい死者とそっくりな面影を見出すことができるとされたり、山中には地獄の鬼が徘徊していると云われたり、開山にまつわるUFOめいた飛鏡伝説が伝えられていたり……今回の特集にはお誂え向きなスポットなわけですな。
 今回も……いや今回はとりわけ、凄いことに!(笑)

yoo09higane.jpg

 いったい、どのような出来事が巡礼団一行を見舞ったのか!?
 そして取材後、熱海の宿で開催された安曇潤平vs加門七海・東雅夫による恐怖座談会の模様は……『幽』次号に御期待ください。

投稿者 東 雅夫 : 2008年04月20日 07:32 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年04月19日

第6回ビーケーワン怪談大賞へ向けて

 本日おこなわれた定例会議の席で、今夏開催される第6回ビーケーワン怪談大賞の概要が決定されました。
 詳細につきましては、追って正式な告知をおこないますが、取り急ぎ開催期間と、重要な変更点のみ、速報したいと思います。

 開催期間は、6月1日から7月20日まで。
 変更点で特に重要なのは、応募作品の投稿が、1人3作品までに限定されるという点です。

 また、投稿方法も若干変更される予定ですので、くれぐれも募集開始前に、昨年までのメールアドレスにフライング投稿されることのなきよう、よろしくお願いいたします。

投稿者 東 雅夫 : 2008年04月19日 03:01 | コメント (0) | トラックバック (0)

てのひら通信(04/18)

 大きな反響を頂戴した、ポプラ文庫版『てのひら怪談』のカバーデザイン。
 社内の声や皆さまの御意見も参考にさせていただきつつ熟考を重ねた結果、D案をベースに若干の改良を加えたデザインでゆくことになりました!
 御協力まことにありがとうございました。
 近々、決定版をお披露目できるかと思いますので、御期待ください。

 さて、ポプラビーチの「週刊てのひら怪談」が更新されております。
 今週は、長谷部弘明さんの「優しき球体」と間倉巳堂さんの「母のとむらい」です。
 思いもよらない形で、幽明を超えた母と子の絆が、それぞれに浮かび上がる妙趣を味わっていただきたいと思います。
 来週は、青木美土里さんの「ぬばたまの」と米川京さんの「音楽室の人々」をお送りします。

 ところで、『てのひら怪談』とも因縁浅からぬ(!?)平山夢明さんの新連載が、このほどポプラビーチで始まりました。
 http://www.poplarbeech.com/diner/diner.html

 題して「ダイナー」――どうやら怪談ではない模様(笑)。ホラーかどうかもまだ定かではありませんが、初回からフルスロットルで平山節が炸裂、一気呵成に読ませます。ヤバそうです。もちろん担当は、われらが斉藤さんです。「週刊てのひら怪談」ともども、ぜひとも御愛読のほどを!

投稿者 東 雅夫 : 2008年04月19日 02:38 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年04月18日

恐怖の雨男・安曇の本領発揮か!?

 いよいよ明日と明後日に迫った『幽』の怪談巡礼団取材を前に、関東地方は断続的な風雨に見舞われております……。

 すでに御存知の方もあろうかと思いますが、今回の取材に同行していただく『赤いヤッケの男』の著者・安曇潤平さんは、人も知る強力無比な「雨男」。
 前回御一緒した『幽』4号の夜叉ヶ池登山の際も、大変な降雨となりましたが、伝説はまたしても繰りかえすのか……!?
 続報を待て!(笑)

 それはそうとWEB幽で、編集Yがいきなり告知(笑)しております件につきまして、若干補足しておきます。
 そもそもこの企画は、『幽』次号の第二特集「長篇怪談のススメ(仮題)」のためのものなのですな。
 今回の特集では、加門七海さんvs福澤徹三さんによる「実践的長篇怪談執筆裏話」と、南條竹則さんと小生による「古今東西長篇怪談の魅力」という2本の対談企画をメインにしております。

 従いまして、編集Yが求めております質問にはY本人が答えるとかではなく(当たり前ですが……)、皆さまから寄せられた長篇怪談執筆の悩みや疑問を、必要とあらば上記の4名に直接ぶつけてみようという試みであると御理解ください。
 ふるっての御投稿をお待ち申しあげております。

投稿者 東 雅夫 : 2008年04月18日 16:07 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年04月16日

『てのひら怪談3(仮題)』収録予定作家、決定!

 7月発売の予定が急遽、6月18日配本(つまり文庫版『てのひら怪談』と連動ってことね!)に繰り上がって、いきなり臨戦態勢(笑)に突入した『てのひら怪談3(仮題)』の収録予定作家が、下記のとおり決まりましたので、発表します。

 今回の収録作家は総勢64名――お名前の前に◆のマークが付いている方が、3篇以上収録の前半掲載組です。

【ア行の著者】
◆我妻俊樹/秋山真琴/葦原崇貴/有坂十緒子/池田和尋/◆石居椎/一双/岩里藁人/◆烏本拓/漆原正貴/◆小栗四海
【カ行の著者】
◆貝原/加楽幽明/勝山海百合/金子みづは/亀井はるの/亀ヶ岡重明/◆狩野いくみ/木沙とも子/◆君島慧是/◆クジラマク/崩木十弐/◆黒史郎/黒田広一郎/ケセラセイラ
【サ行の著者】
櫻井文規/沢井良太/島村ゆに/新熊昇/◆水棲モスマン/朱雀門出
【タ行の著者】
平金魚/平平之信/高橋史絵/只助/◆立花腑楽/◆田辺青蛙/田宮沙桜里/炭酸水/白ひびき/都田万葉/杜地都/◆飛雄
【ナ行の著者】
仲町六絵/斜斤/仁木一青/西村風池/24号/鵺夜
【ハ行の著者】
花房一景/八朔/林不木/◆ヒモロギヒロシ/不狼児
【マ行の著者】
牧ゆうじ/◆松本楽志/圓眞美/緑子
【ヤ行の著者】
ヤコまみ絵/矢内りんご/山村幽星/夢乃鳥子/吉野あや
【ラ行の著者】
六條靖子

 毎度のことながら、一度に大量の著者を、斉藤さんが単独で担当することになります。
 収録作家の皆さまには、編集作業の円滑な進行に御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
 ちなみに『2』の進行に際しては、総ての収録作家の皆さまに格別の御高配を賜りましたこと、更めて御礼申しあげます。今回も、よろしく〆

投稿者 東 雅夫 : 2008年04月16日 21:01 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年04月13日

『文藝怪談実話』補足

 先にうっかり「おそらく史上初の試みとなる怪談実話の名作アンソロジー」などと勢いあまって書いてしまったが、冷静に考えてみれば、いささかコンセプトが異なるとはいえ、高橋克彦編『日本の名随筆 別巻64 怪談』という卓抜なる先駆の書があったことに想到した。ここに謹んで付言する次第。
 編者の炯眼が光る名著なので、未読の方はぜひ御一読のほどを。特に、創作だからどーの実話だからこーのと悩める向きは必読かも!?(笑)


 ちなみに同書と今回の拙編著には、3篇の重複が生じる可能性(著作権継承者の承諾前なので収録未確定)がある。
 いずれも併録作品との絡みで、どうにも落とすことのできない名品なのだが、その3篇とは――

 三浦朱門「遠藤の布団の中に……」
 池田彌三郎「異説田中河内介」
 稲垣足穂「黒猫と女の子」

 さて、小生が今回のアンソロジーで、いかなる構想を目論んでいるか、お分かりですかな!?(笑)

kwaidanmag.jpg
↑編纂にあたり書庫から掘り出したり、
新たに買い集めた怪しき古雑誌の一部。

【付記】『日本の名随筆 怪談』について、当初「編者の高橋御大と下選にあたられた高遠弘美氏の炯眼が光る名著」と記したが、高遠氏より、同巻の編纂には関与していなかった旨、コメント欄に御指摘をいただいたので、上記のように書き直させていただいた次第。大変失礼いたしました。

投稿者 東 雅夫 : 2008年04月13日 17:47 | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年04月12日

『怪談実話系――書き下ろし怪談文芸競作集』

 すでに幽ブログで編集Rがふれているので、こちらでも正式に告知します。
 6月に〈MF文庫ダ・ヴィンチ〉という新シリーズがスタートすることになりまして、当然『幽』もその一翼を担うわけであります。単行本の文庫化もさることながら、文庫という機動性を活かしてのアンソロジーや競作集(前から申しあげているように両者は似て非なるものゆえ、あくまでも区別して表記します)、そして新進気鋭の文庫オリジナル作品などを随時投入していきたいと思っております。

 その第1弾として企画したのが『怪談実話系――書き下ろし怪談文芸競作集』。
 執筆陣は下記のとおり(作者名50音順/敬称略)。

 安曇潤平
 岩井志麻子
 加門七海
 木原浩勝
 京極夏彦
 小池壮彦
 立原透耶
 中山市朗
 平山夢明
 福澤徹三

 実話系怪談のオールスターというべきベテラン・中堅・新進に加えて、京極夏彦さんや岩井志麻子さんのような小説畑の書き手にも御参加いただき、虚実皮膜な怪談本来の醍醐味を満喫させる新作に腕を競っていただくという、まさに怪談文学史におけるエポック・メイキングな試みであります。

 すでに岩井志麻子さんから掟破りともいうべき(!?)強烈な作品が到着したのを皮切りに、ぼちぼち作品も届き始めている模様。同月発売の『幽』第9号ともども、どうか御期待ください!

投稿者 東 雅夫 : 2008年04月12日 23:07 | コメント (0) | トラックバック (0)

てのひら通信(04/12)

 ポプラ文庫版『てのひら怪談』のカバーデザイン・アンケートは、昨日午後11時59分をもって締め切らせていただきました。
 多数の御投稿、まことにありがとうございました。
 皆さまから頂戴した貴重な御意見・御感想もよく勘案したうえで、最良のプランを確定させたいと思っております。

 ちなみに、この「てのひら」ちゃん(仮称)には、どうやら色々と隠された秘密がある模様……。ふっふっふ。

 ポプラビーチの「週刊てのひら怪談」が更新されております。
 今週は、クジラマクさんの「大人」と斜斤さんの「ひつじの服」――どちらも迫真の描写力が、ありふれた住宅街のアパートという共通したシチュエーションのもと、いわく云いがたい不条理で不安な光景を不意打ちめいて顕現させる逸品ではないかと思います。じっくりと熟読玩味していただきたく。

 来週は、長谷部弘明さんの「優しき球体」と間倉巳堂さんの「母のとむらい」をお送りする予定です。

投稿者 東 雅夫 : 2008年04月12日 10:56 | コメント (0) | トラックバック (0)

『あちん』間に合った!

 編集Yから『ダ・ヴィンチ』次号に掲載される、雀野日名子インタビューのゲラが到着。
 で、一見して驚愕。
 なんと『あちん』単行本の書影が載っているではないの!

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 実は『あちん』に関しては、同名の受賞作を核にした連作集にしたいという構想を雀野さんが提起され、その方向で書き下ろしを進めていただいたのだが、かなりタイトな日程だったため、正直、授賞式には間に合わなくともやむなし……と思っていたのである。
 不可能を可能にした著者の驚異的な頑張りと、担当編集者であるデスメタルSの好サポートに、拍手を贈りたい。

 Sによれば、書き下ろし作品群の内容も「すばらしいクオリティ」とのことなので、ゲラが回ってくるのが今から愉しみである。

投稿者 東 雅夫 : 2008年04月12日 01:39 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年04月11日

究極の恐竜戦車

 誕生日だから、ま、いいかあー(笑)とオトナ買いした『究極大怪獣 第四集』(バンダイ)。
 お目当てはもちろん、コイツである。

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↑このハイパーディティールを見よ!

 ほかのユートムやメフィラスも好い出来だった。

 なお背景に見える恐竜画は、今週の『週刊文春』の表紙画(和田誠・作)。4月17日の「恐竜の日」にちなんだものとか。そんな日があったのかよ!? どうせなら11日にしてほしかった……。
 中身も見ずに即ジャケ買いしたのだが、巻頭グラビアが山崎真実だったのでちょっと歓ぶ。

投稿者 東 雅夫 : 2008年04月11日 18:16 | コメント (0) | トラックバック (0)

今夏の文豪怪談傑作選

 先日は、ちくま文庫版〈文豪怪談傑作選〉の作家選定アンケートに多数の御協力を賜り、まことにありがとうございました。
 こんなに大きな反響をいただけるとは! と担当編集者のKさんともども、感激かつ感謝しきりでした。

 頂戴した御意見を勘案しつつ検討を重ねた結果、今夏のラインナップは次の3点で進めることに決定しましたので、御報告申しあげます(もちろん正式決定は、それぞれの著作権継承者の御承諾がいただけてからとなりますが)。

 『文豪怪談傑作選・特別篇 文藝怪談実話(仮題)』
 『文豪怪談傑作選 小川未明集』
 『文豪怪談傑作選 室生犀星集』

 なぜか抜群のリクエストをいただいた小川未明はすんなり決まったのですが、残る一人を、犀星にするか幸田露伴にするかで、最後の最後まで悩みました。
 結局、ちくま文庫の他の刊行予定との絡みもあって犀星に決しましたが、露伴に関しても諦めたわけではないので、気長に御期待いただければと思います。

 まずは、おそらく史上初の試みとなる怪談実話の名作アンソロジー『文藝怪談実話』の編纂を終えて、現在急ピッチで入稿作業が進められているところです。
 どんなラインナップになっておりますか、お愉しみに!









投稿者 東 雅夫 : 2008年04月11日 07:08 | コメント (0) | トラックバック (0)

五十代突入

 つい先ほど、『てのひら怪談3(仮題)』の作品配列を、ああでもないこーでもない……と考えている間に、50歳になっていました(笑)。
 いやー、半世紀も馬齢を重ねたという実感、まったくないですねえ。

 とはいえ、ひとつの区切りの年ではあるので、さらに気を引き締めて、怪談文藝もろもろやクトゥルーや響鬼やその他あれこれに邁進して参りますので、今後ともよろしくお引き立てのほど、お願い申しあげます。

 あ、ちなみに『てのひら怪談3(仮題)』は、前半の50篇は作家別の作品集(各3、4篇)、後半の50篇は従来どおり1作家1作品という二部構成となります。
 収録作品一覧の発表まで、もうしばらくお待ちください。












投稿者 東 雅夫 : 2008年04月11日 00:33 | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年04月09日

『幽』怪談文学賞授賞式へ準備すすむ

 あれ書いてーこれチェックしてー、と、このところメディアファクトリーの若手編集者から矢の催促が(笑)。
 5月9日に開催される『ダ・ヴィンチ』文学賞と『幽』怪談文学賞の合同授賞式の準備が、着々と進んでいるのであった。
 今回も受賞者にはアッと驚く記念品が授与されるようなので、こちらもどんなモノが仕上がるか愉しみである。
 すでに長篇部門特別賞の長島槇子『遊郭(さと)のはなし』(『遊郭の怪談』を改題)のカバーラフも上がってきていて、これがなかなかレトロモダンで素敵な出来映えなのだ。

 その長島さんインタビューが掲載された『ダ・ヴィンチ』5月号が発売中。
 久々の大規模リニューアルで、ずいぶんと清新な印象になった。

nagashibu.jpg
↑インタビューに長島さんが持参された澁澤龍彦編『暗黒のメルヘン』。
読み古された手触りに同世代的共感がこみあげ、はからずも落涙しそうに(笑)。

 これに伴い「怪談之怪」コーナーも、今号から「怪談通信・幽」と名称を改め、再起動を図る。この「怪談通信・幽」は、ときには『ダ・ヴィンチ』の枠を飛び出して神出鬼没の活躍をみせる(謎)予定なので、乞御期待!

 ちなみに今号では、吸血キッシー入魂の『深泥丘奇談』装幀秘話特集も掲載されているのでチェックをお忘れなく。天才祖父江慎の繊細にして大胆なデザインワークの秘密が明かされていて思わず熟読してしまったぞ。



投稿者 東 雅夫 : 2008年04月09日 22:22 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年04月08日

てのひら文庫/部数決定!

 斉藤さんから「今日の会議で、文庫版の部数が決まりましたー」と連絡が。

 一瞬、あれ、ポプラ文庫ってコンビニ配本もするんだっけ!? と錯覚するような、予想以上の数字に驚くやら嬉しいやら(笑)。
 収録作家の皆さんには、追って報告が行くと思いますので、お愉しみに。

 下記でアンケート実施中のカバーデザイン案が、幸いなことに社内でも非常に好評で、編集サイドが当初想定していた部数に上乗せがあったそうな。
 まさに、幸先良いとはこのことですな!

 ……というわけで、早速たくさんの御投稿をお寄せいただいている表紙アンケート、引き続き、よろしくお願いいたします。

 斉藤さんからは「そろそろ『てのひら怪談3(仮題)』のセレクションを確定させてください!」との厳命も下っているので、これから最終決定の作業に着手します。

投稿者 東 雅夫 : 2008年04月08日 23:43 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年04月07日

てのひら文庫/緊急アンケート企画!

 ポプラ文庫版『てのひら怪談』のカバーデザイン案が到着しました。
 山下昇平さんの制作・撮影による画像素材を、緒方修一さんが絶妙なセンスでデザインしてくださいました!
 で、斉藤さんともども、「こ、これは……どれも素敵で、捨てがたいよねえ」と猛烈に悩み中(笑)。

 というわけで、恒例のアンケート企画を実施したいと思います。
 下記のA案からD案の中で、どれが文庫版『てのひら怪談』のカバーにふさわしいと思うか、この記事のコメント欄に、その理由や感想も添えて御投稿ください。

 実施期間は今週の金曜日(11日)の午後11時59分までとさせていただきます。
 どうか、よろしくお願いいたします。

【注意】コメントを書き込む際に、「確認」ボタンを押してから「投稿」ボタンを押すと、かなりの確率でエラーになります。最初から「投稿」ボタンを押してください。

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↑A案

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↑B案

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↑C案

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↑D案

投稿者 東 雅夫 : 2008年04月07日 18:42 | コメント (37) | トラックバック (0)

『文藝百物語』3刷決定!

 取材旅行から帰宅したら、嬉しい通知が舞い込んでいました。
 角川ホラー文庫版『文藝百物語』の3刷決定の連絡です。

 親本のぶんか社版が単行本で刊行されたのが1997年(もう十年前か……遠い目)。
 ホラー文庫に収録されたのが2001年9月。
 それから昨年2月に重版かかるまでに、実に6年近くもかかったというのに、2刷から3刷までは、わずか一年ちょい、というハイペースとなりました(笑)。
 こんなところにも、近年の怪談文芸興隆の気運が実感されますなあ。

 まあ、スローペースでも全然かまわないから着実に息長く読み継がれる書物をこそ世に出したいと、かねてから念願している小生としては、本書のように時代を先取りして、今も日々新たな読者を獲得している企画を手がけられたことは、欣快の極みであります。

 ……てなことで、そろそろパート2を考えようかなー(笑)。



投稿者 東 雅夫 : 2008年04月07日 18:14 | コメント (0) | トラックバック (0)

両面宿儺の里再訪

 今回の飛騨行きは、雑誌ではなくテレビの取材である。
 そう、昨年春にCSの「ミステリチャンネル」で放映された「ムー不思議リポート/東雅夫の妖怪探訪記」の続篇が制作されることになったのだ。

 チーフのKさんから「今年もよろしく!」と相談を受けた際に、瞬時に閃いたのが、昨年『ムー』の「日本伝説紀行」で探訪して感銘をうけた、飛騨の両面宿儺伝説、就中、両面窟の偉容であった。
 雑誌ではなかなか伝えきれなかった、九十九折りの階段と荘厳な鍾乳洞の様子を、テレビカメラなら臨場感たっぷりにお伝えできるのではないか!?

mschsukuna.jpg
↑撮影用のライトに照らし出される
両面窟の宿儺菩薩像。

 かくして――昨年の11月に訪れた飛騨の山里へ、今度はミステリチャンネルのテレビクルーとともに、またしても乗り込むこととなった次第。
 Kさんが直前に腰を痛めてリタイアとなったため(お大事に……)、担当ディレクターのTさん他、前回とは一新されたメンバーでの取材行となった。

 この模様は5月に放映されるようなので、CS受信可能な皆さまはどうかお愉しみに。珍しい映像も色々と登場しますぞ!?

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↑今回も恐竜グッズに収穫が!
さすがは飛騨の匠の里である。

投稿者 東 雅夫 : 2008年04月07日 17:47 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年04月03日

夜桜シンクロニシティ!?

 『小説推理』に連載されている、新鋭漫画家・岸浩史さんの「夢を見た」連作は、毎回わずか見開き2ページの長さながら、どことなく「てのひら怪談」とも共通するテイストを感じさせて、小生など毎月、見本誌が届くたびに真っ先に目を通します。

 で、今月号に掲載の「第十五夜/誘惑」――ひと目みるなり、仰天しました!
 今週の「週刊てのひら怪談」に掲載した「桜」や「空を渡る」の世界と、見事にコラボレーションするかのような、桜幻妖のホラー・ジャパネスク世界が展開されているではないですか。
 そう、こーんな感じに……。

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(C)岸浩史/双葉社

 ぜひ、現物をご覧いただきたいと思います。
 あ、ついでに小生の〈幻想と怪奇〉時評も読んでね(笑)。
 おっと、そうそう、今月号には、同誌初登場となる恒川光太郎さんの新作(読み切り)も掲載されているのでした。
 ふふふ、こうなったら、立ち読みは無理ですな!

 ちなみに現在、小生は飛騨高山で取材のかたわら、恒川さんのデビュー作『夜市』文庫版の解説を構想中であります。
 こちらも乞御期待!

投稿者 東 雅夫 : 2008年04月03日 23:15 | コメント (0) | トラックバック (0)

てのひら通信(04/03)

 文庫版『てのひら怪談』装画のための撮影は、天候の都合で2日がかりとなり、1日目は早稲田方面、2日目は高円寺界隈で、無事に完了した模様。
 下に掲げたのはボツ写真だそうですが、なかなか雰囲気ありますなあ。

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 また、すでに斉藤さんのウェブ日記でも言及されておりますように、ボーナストラック掲載作は、5篇+αの方向で、台割調整をお願いしているところです。
 とりあえずベスト10作品を選出して、斉藤さんに預けてあるのですが、発表は収録作品数が確定されてからにしたいと思います。

 さて、ポプラビーチの「週刊てのひら怪談」が更新されております。
 今週は、お花見シーズン真最中ということで(!?)、武田若千さんの「桜」と仲町六絵さんの「空を渡る」という、桜のある風景から幻成したかのような物語の競演です。

 次回は、クジラマクさんの「大人」と斜斤さんの「ひつじの服」をお送りします。

投稿者 東 雅夫 : 2008年04月03日 21:45 | コメント (0) | トラックバック (0)