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2008年05月31日

「東雅夫のイチオシ棚」更新しました

ビーケーワンの辻です。
この間更新したばかりですが、ビーケーワン怪談大賞前夜を盛り上げるために(?)またまた「東雅夫のイチオシ棚」 更新しました。
稲川淳二&平山夢明の両巨頭による『怖い話はなぜモテる』は怪談好きの方への文句なしのオススメ本。
通の間で話題の『日本猟奇史』最新刊も入庫されました。
著者から既に紹介済みですが、東雅夫『江戸東京怪談文学散歩』はとても興味深く、かつ楽しい内容の本になりそう。「超豪華三大特典」にもご注目を。
その他、オールディス絶賛のSF『氷』や「ふしぎ文学館」シリーズの高橋克彦『おそれ』など、ゾクゾクするような本を取り揃えています!








投稿者 coolmint : 2008年05月31日 01:02 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年05月30日

早くも予約開始! 注目の豪華特典(笑)

 拙著『江戸東京 怪談文学散歩』(角川選書)のビーケーワン予約受付が早くも開始されました。
 ありがたいことです。
 日ごろの御愛顧に感謝の気持ちをこめまして、今回は下記の豪華三大特典を用意しました!

本書を2008年9月15日(月)までに当店にてご購入の方に、
 【超豪華三大特典】
 1 取材執筆秘話(書き下ろし特別エッセイ)
 2 探訪フォトギャラリー
 3 貴重資料復刻「怪談三人男」(都新聞掲載)

 をメール配信にてプレゼントいたします。
 配信時期は2008年9月下旬を予定しています。どうぞお楽しみに!

 価格も小生の単行本にしては珍しく1700円台と抑えめですし、夏から秋へかけての怪談行楽シーズンにぴったりの内容ですので(ホントか!?)、ふるっての御予約をお待ち申しあげております。
 詳しくは、下記の書影リンクよりデータページを御参照ください。




↑この画像はダミーであり、書影ではありません。
四谷怪談ゆかりの岩井橋(江東区)に棲息する河童くんです。

投稿者 東 雅夫 : 2008年05月30日 13:58 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年05月29日

『文藝怪談実話』はこんな顔!

 さて、こちらも順調に7月9日配本へ向けて準備が進んでいる、ちくま文庫版『文豪怪談傑作選・特別篇 文藝怪談実話』のカバー画像と内容紹介文をお披露目いたします。
 今年もまた、金井田英津子さんが本シリーズのために描き下ろしてくださる装画を、山田英春さんにデザインしていただきます。
 なお、追って正式に告知しますが、今秋には本の街・神田神保町で、本シリーズの原画展&スペシャルイベントを開催する計画が進行中です。こちらも御期待ください。

bgbunjitsucvr.jpg

 文豪たちはお化け好き!?――若き日の遠藤周作と三浦朱門が熱海の宿で体験した迫真の幽霊目撃談。
 泉鏡花ら大正昭和の文人墨客をふるえあがらせた田中河内介にまつわる霊威譚の連鎖。
 小泉八雲から小林秀雄まで、山下清から水木しげるまで、三遊亭円朝から淡谷のり子まで……古今の文豪を中心に、文化各界の多彩な名人上手が、達意の筆で描きだす怪談「実話」の傑作を一巻に蒐めたアンソロジー。

 ……というわけで、昨年好評をいただいた『百物語怪談会』のパート2ともいうべき位置づけの一巻です。本物の「実話」怪談の魅力を堪能させてくれる名品36篇を選りすぐって収録しております。ふっふっふ。

投稿者 東 雅夫 : 2008年05月29日 09:55 | コメント (0) | トラックバック (0)

初夏を彩るこの2冊!

tenobkyoichi.jpg

 まずは、俊英・恒川光太郎のデビュー作にしてホラー大賞受賞作である『夜市』が、待望の文庫化。
 小生、縁あって巻末解説を担当しております。

 本当に今まで何度、私はこの作家に驚かされたことだろう。

 これはその解説中に記した一文ですが、これから何かを新たに拓いていこうとする清新な才能と巡り逢えるということは、批評家冥利に尽きるわけです。
 特に恒川氏の場合、そのメイン・テーマである「異界往還」は、小生自身が批評家、アンソロジストの立場からずっと追いかけているテーマでもあるだけに、ひとかたならぬ思い入れがあります。
 本書の解説も非常な昂揚感をもって、一気呵成に書きあげました。
 このブログをご覧で『夜市』を未読の向きは少ないのではないかと思いますが、機会があればぜひ御一読を賜りたく――。

 さて、文庫版『てのひら怪談』のほうは……まだダミーです(笑)。
 とはいえ近日中に見本が完成するとのことなので、御期待ください。
 細部にまで目配りの行き届いた、とても素敵な本になっていますぞ!







投稿者 東 雅夫 : 2008年05月29日 01:08 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年05月28日

てのひら百怪は、こんな顔

 いろいろとお騒がせしました(笑)『てのひら怪談 百怪繚乱篇』のカバーが、このほど完成しました!

teno3cvrpres.jpg

 デザインは「1」「2」と同じく大久保伸子さん、妖艶な装画は、さやかさんが本書のために描き下ろしてくださったオリジナル作品です。
 おかげさまで、てのひら怪談宇宙の新たな魅力を抽き出していただけたように思います。

 ちなみに、蝉と娘という取り合わせは、こちらのリクエストではなく、夏の怪談本ということで、さやかさんの脳裡に去来したイメージ、とのこと。
 実はカバー表4側には、触手好きな方が喜悦の涙を漏らしそうな(!?)、ちょっとした趣向も描き添えられておりますので、発売時に御確認くださいませ。

 なお、ビーケーワンで本書を予約/購入された方には、なにやら気になる特典が付く模様。ぜひとも御注文を賜りますよう、お願い申しあげます。

投稿者 東 雅夫 : 2008年05月28日 03:45 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年05月27日

「東雅夫のイチオシ棚」更新しました

ビーケーワンの辻です。
「東雅夫のイチオシ棚」 更新しました。
今回は評論が豊作です。
高原英理さんの幻想文学論『月光果樹園』(タイトルもいいです!)、一柳廣孝・吉田司雄編著のユニークな文化史『女は変身する』、寺山修司の魅力にビジュアル面から迫った『寺山修司劇場美術館』は特にオススメ。
大好評の『新編真ク・リトル・リトル神話大系』の最新刊も発売になりました。
そして忘れてはいけないのが我らが黒史郎のライトノベル『黒水村』(売行きが良すぎて在庫僅少に。ご購入はお早めに!)。
他にも角川ホラー文庫の新刊など、要チェック新刊が目白押しです。
















投稿者 coolmint : 2008年05月27日 00:55 | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年05月25日

ミステリチャンネル!

 さてさてさて、実はもうひとつ、コロッと告知を失念していた件がありました。
 CS放送のテレビ番組「ミステリチャンネル」で現在、小生がらみのプログラムが2本、放映中です。

 ひとつは「ムー不思議リポート」の「東雅夫の伝説紀行」――第3弾となる今回は、先だって『ムー』の「日本伝説紀行」でも取りあげた飛騨高山の両面宿儺伝説の謎を探訪しております。
 特に宿儺さま降臨の聖地「両面窟」の光景は、やはり動画ならではというか、写真では伝えきれない洞窟内の様子なども臨場感たっぷりに撮られていて、一見の価値あり。
 こちらは連日、深夜時間帯などで流れています。

 もうひとつは、「ミステリ☆リポート 第2回『幽』怪談文学賞授賞式」です。
 先日の授賞式の模様を、受賞作家&編集長インタビューを交えてリポート。
 次回の放映は5月31日の15時40分からですので、お見逃しなく。

 ミステリチャンネルについての詳細は下記ホームページにアクセスを!
 http://www.mystery.co.jp

投稿者 東 雅夫 : 2008年05月25日 05:07 | コメント (0) | トラックバック (0)

てのひら通信(05/25)

 さてさて、そんなこんなで先週(もう先々週か!?)は、「週刊てのひら怪談」更新の余裕が、小生にも斉藤さんにも無くて、心ならずも休載させていただきました。すみません。

 というか、貝原さんの「買物」と島村ゆにさんの「箱の中」が掲載された告知すら、すっ飛ばしていたことに今、ハタと気がついて唖然。失礼しましたー。
 どちらも一見、地味な印象ですが、さりげなく心霊現象にドッペルゲンガー妄想をからめて、幽暗な奥行きを感じさせる秀作です。じっくりと、お読みいただきたく。

 次回は(数日、更新が遅れる可能性もありますが)、阿丸まりさんの「診療室にて」と勝山海百合さんの「爪痕」をお送りする予定です。

 で、第6回ビーケーワン怪談大賞が開催される6月と7月は、「週刊てのひら怪談」をいったんお休みさせていただきます。
 まだまだ掲載したい作品はあるのですが、目下いろいろと一杯いっぱいなもので……小生も皆さんとともに、怪談大賞に集中したいと思っております。

投稿者 東 雅夫 : 2008年05月25日 04:50 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年05月24日

『怪談文学散歩』打ち合わせ

 そんなこんなの間隙を突いて、本郷の角川学芸出版にて、担当編集者のIさん、装画写真をお願いしている写真家の石本馨さんと、先日脱稿したばかりの書き下ろし単行本『江戸東京 怪談文学散歩』の制作進行打ち合わせ。
 角川選書の一冊として、8月7日配本ということで決定する。
 なんとか夏場に間に合わせることができて、ホッと一安心(笑)。

 若い頃から色々とお世話になってきた書目も多い伝統ある角川選書から、まさか自分の本が書き下ろしで出ることになるとは、しかも怪談文芸本とは、一抹の感慨あり。

 席上、石本さんの新刊『団地巡礼』を頂戴する。
 最終章に出てくる廃墟化した団地では、怪談話が囁かれているとか……。確かに写真からも妖気が伝わってきますなあ(ただし同書はいわゆる廃墟本ではなく、日本特有の文化というべき「団地」のトポスを探訪した好著です)。


 しかし小生が『江戸東京 怪談文学散歩』でヒーヒー云ってる間に、『大江戸橋ものがたり』そして同書と相次ぎ書きあげてしまうとは……おそるべし、文筆写真家イシモト!(笑)

投稿者 東 雅夫 : 2008年05月24日 15:22 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年05月23日

ただいま混線中

 いよいよ入稿作業真っ最中の『幽』次号はいわずもがな『怪談実話系』のカバーまわりをチェックしながら『文藝怪談実話』の解説を準備しつつ『文豪怪談傑作選 小川未明集』のラインナップを確定させ『ダ・ヴィンチ』次号の「西の魔女が死んだ」特集のインタビューゲラを見ては『てのひら百怪』の写真挿入箇所を勘案して英訳怪談アンソロジーの代替作品を指示しつつ『江戸東京 怪談文学散歩』の参考図版を用意する……などということを同時進行でやっていると、各担当編集者と入れ替わり立ち替わり電話やメールでやりとりしていて一瞬どこの会社のどの件か混乱してしまうのであった(汗)。キホン、似てるし(笑)。

投稿者 東 雅夫 : 2008年05月23日 14:59 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年05月22日

綾辻さんから帯文到着!

 またまた『てのひら怪談 百怪繚乱篇』の続報です。

 綾辻行人さんから、本書の帯に掲載される推薦文が到着しました。
 全文公開は刊行時のお愉しみとさせていただきますが、ラストの決めフレーズは――

 「――ああ、怖い。でも、愉しい。」

 思わず「そうそう、そのとおり!」と一声かけたくなりますな(笑)。
 お忙しいなかの御寄稿、綾辻さん、ありがとうございました。

 それから「てのひら」がらみのイベント開催についてですが、前にも申しあげましたように、今年は西荻での開催はありません。
 ただ、それとは全く別な形でのプランが二つほど浮上しておりまして、現在の修羅場を潜り抜けたら、実現へ向けて本格的に動き出してみたいと思っています。

 また『幽』恒例の夏イベントは、今年は8月中旬頃に関西の某所で開催されることが、ほぼ決定しております。
 こちらも、ここ数年とは異なる、ちょいとばかり大がかりなものになる予定なので、ダ・ヴィンチ/WEB幽での公式発表に御注目ください!




投稿者 東 雅夫 : 2008年05月22日 22:44 | コメント (0) | トラックバック (0)

タイトル決定しました!

 『てのひら怪談3(仮)』のタイトル勘案ブレインストーミングにあたり、多くの御意見と対案をお寄せいただきまして、まことにありがとうございました。

 担当の斉藤さん@ポプラ社も大感激で、「即座に熱心なご意見を頂戴し、本当にありがたく、また心強く思いました。皆さまに篤く御礼申しあげます」とのことです。

 で、寄せられた対案や、その後こちらでも考案したタイトル候補多数を斉藤さんが持参して本日おこなわれた社内会議の結果、下記のとおり正式決定されましたので、御報告いたします。

 『てのひら怪談 百怪繚乱篇』

 …………蝉娘は夏空の彼方に飛び去ってしまいましたが(笑)、ま、それはそれということで。

 なお、本書は6月18日発売、ポプラ文庫版『てのひら怪談』は6月5日発売です。
 ビーケーワンでは特典付き予約受付中ですので、よろしくお願いいたします!

投稿者 東 雅夫 : 2008年05月22日 19:08 | コメント (0) | トラックバック (0)

今夏の『幽』関連新刊ラインナップ

 そういえば、こちらも『幽』怪談文学賞の授賞式でお披露目されたのだが、ここでは発表するタイミングを逸していたので、この機会にまとめて御紹介をば。

雀野日名子『あちん』(幽ブックス)絶讃発売中
長島槇子『遊郭のはなし』(幽ブックス)絶讃発売中

木原浩勝『隣之怪 蔵の中』(幽ブックス)6月20日発売
『幽』編集部編『怪談実話系――書き下ろし怪談文芸競作集』(MF文庫ダ・ヴィンチ)6月25日発売
宇佐美まこと『虹色の童話』(MF文庫ダ・ヴィンチ)6月25日発売
水沫流人『マリオのUFO』(MF文庫ダ・ヴィンチ)6月25日発売
』第9号「山の怪談/古今東西長篇怪談」6月27日発売

京極夏彦『幽談』(幽ブックス)7月発売予定
村上健司文/JINCO絵『こどもしんみみぶくろ5 幽霊学級』(幽ブックス)7月発売予定

※以下ゾクゾク続刊予定
加門七海、立原透耶、有栖川有栖、平山夢明、福澤徹三……coming soon!

 えー、おりしもビーケーワンでは〈幽ブックス〉フェアが始まっております(上段のリンク集からどうぞ)。
 こうしてズラリと並べていただきますと、我が事ながら、よくまあ色々と出したものよ……と思わず感心したり呆れたり(笑)。
 もしも未読の本がありましたら、この機会にぜひ、当ブログからお買い上げください!
 かなり真剣に、御購入をお願いいたします。
 ひいてはそれが、ビーケーワン怪談大賞そのほかを維持発展させてゆくための直接的な原動力となるのですから……。

投稿者 東 雅夫 : 2008年05月22日 03:11 | コメント (0) | トラックバック (0)

『怪談実話系』もスタンバイ!

 そんなこんなで(毎年夏前の恒例行事と化しつつはあるが……)もろもろの締切がきわめて逼迫、結果的に、幽文庫(通称)の書き下ろし怪談文芸競作集『怪談実話系』(『幽』編集部編)の序文「妖しきリアルの極みに――発刊の辞」と、ポプラ社の『てのひら怪談 蝉娘でいいのかな篇(仮題)』の「はじめに」&「おわりに」を、奇しくも同じ日に(笑)書きあげねばならない巡り合わせとなった。

 『てのひら蝉娘(略称)』については、すでにここでも概要を発表しているので、今回は『怪談実話系』のラインナップを正式に御紹介しておこう。

京極夏彦「成人」
福澤徹三「見知らぬ女」
安曇潤平「顔なし地蔵」
加門七海「茶飲み話」
中山市朗「怪談BAR」
小池壮彦「リナリアの咲く川のほとりで」
立原透耶「つきまとうもの」
木原浩勝「後を頼む」
平山夢明「コメカミ 蔵出し」(※コメカミは漢字)
岩井志麻子「美しく爛れた王子様と麗しく膿んだお姫様」

 幸い斯界の第一人者たる皆さんを総結集しえただけあって、どの1篇をとっても、怪談というジャンルの真髄たる「虚実皮膜」のリアルサイドに楔を打ち込み、亀裂を走らせ、われわれの眼前にある現実(リアル)を震撼せしめるような迫力ある作品に仕上がっていると感じ入った次第。
 どうか御期待あれ!

投稿者 東 雅夫 : 2008年05月22日 02:35 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年05月20日

蝉娘の由来

 何故いきなり、下記のような突拍子もないタイトルが浮上したかと申しますと、今回のカバー装画をお願いすることになった、さやか画伯から頂戴したラフ画のモチーフが「蝉と娘」だったからなのですね。

 おりしも本日、装画の完成品が到着したとのことで、早速その一部をチラリとお披露目しませう。
 原画はこの三倍ほど横幅がある、屏風絵ふうの艶にして妖なるたたずまいであります。

semimusume2.jpg
(C)さやか/ポプラ社

投稿者 東 雅夫 : 2008年05月20日 23:35 | コメント (1) | トラックバック (0)

ところで。

 目下、怒濤の制作進行中な『てのひら怪談3(仮)』の正式タイトルが、ようやく決まりそうな雲行きです。
 現在、最有力の候補は――

 『てのひら怪談 艶姿蝉娘篇(あですがたせみむすめへん)』

 です。
 かなりマジです(笑)。
 さあ、御意見や対案は、コメント欄に!

投稿者 東 雅夫 : 2008年05月20日 18:06 | コメント (17) | トラックバック (0)

ようやく、擱筆。

 昨年から断続的に、牛の歩みのごとく書き進めておりました書き下ろし単行本『江戸東京 怪談文学散歩』(角川学芸出版)の原稿が、ようやく完成に漕ぎつけました。

 鶴屋南北、三遊亭円朝から泉鏡花、森鴎外、岡本綺堂、芥川龍之介、永井荷風らを経て宮部みゆきにいたるまで、江戸/東京の地霊が育んだ怪談文芸の粋を、実地に尋ね歩いた文芸探訪エッセイです。

 なかなかまとまった執筆時間がとれず、担当のI氏にも御迷惑をおかけするなど恐縮至極な仕事でしたが、探訪し執筆している時間は至福の時でもありました。
 発売時期など具体的な詳細が固まりましたら、また御報告させていただきますね。

投稿者 東 雅夫 : 2008年05月20日 17:55 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年05月17日

またまた朗報!

 おめでた続きの昨今ですが、またひとつ、嬉しいニュースが飛び込んできました。
 昨日開催された第61回日本推理作家協会賞選考会で、紀田順一郎先生の『幻想と怪奇の時代』が「評論その他の部門」賞を受賞されました。
 同書の帯に下記の推薦文を寄稿させていただいた小生としては、我が事のように嬉しく思います。心より祝意を表する次第です。おめでとうございました。

【推薦の辞】
 怪奇幻想の文学、幻想と怪奇、世界幻想文学大系、現代怪奇小説集――少年時代、青年時代の私を育み、鼓舞し、素晴らしき文藝の魔界へと導いてくれた叢書や雑誌には、いつも其の人の名前があった。
 底知れぬ博識と、猟奇叛骨の気風と、巧まざるユーモアをもって、戦後日本の幻想文学シーンを先導してきた、大いなるオルガナイザー紀田順一郎。
 その足跡をみずから振りかえる本書は、伝説の時代を生きた人々の夢と情熱を丸ごと封じ込めたタイムカプセルのごとき書物である。(東雅夫)




投稿者 東 雅夫 : 2008年05月17日 21:50 | コメント (0) | トラックバック (0)

「東雅夫のイチオシ棚」更新しました

こんにちは。ビーケーワンの辻です。
「東雅夫のイチオシ棚」更新しました。
今回の目玉は文庫版『てのひら怪談』。かわいい系の表紙が目を惹きますね。ボーナストラックの新作怪談や京極夏彦氏の渾身の解説も入って、まさにホラー・ファン必読の一冊。
『てのひら怪談3』『幽 第9号』の予約も始まっています。
以上は、特典がつく予定ですのでご購入はぜひ幻妖ブックブログで!
他にも「聊斎志異」と並ぶ志怪小説の代表作『閲微草堂筆記』など話題作がいっぱいです。

『てのひら怪談 文庫版』



『てのひら怪談3』



『幽 第9号』



『中国怪異譚 閲微草堂筆記 上』

投稿者 coolmint : 2008年05月17日 02:28 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年05月13日

授賞式にて(その2)

 午後6時過ぎに、怪談文学賞トリオや他の選考委員の皆さんとともに、リハーサルのため会場へ。
 ダ・ヴィンチ文学賞の受賞者お三方――『地図男』で大賞の真藤順杖さん、『朝顔の朝』で読者賞の遠野りりこさん、『吉野北高校図書委員会』で編集長特別賞の山本渚さんに御挨拶。真藤さんには、ホラ大受賞のお祝いも申しあげる。

 と、そこへ、元編集Mを従えた平山夢明さんが、ひとあし先に来場。
 聞けば、講談社MOURAの企画で、真藤・雀野両氏との対談取材(平山原稿を心待ちにしている他社編集者たちから抹殺されかねない命知らずな企画を考えたのは元編集Mであることを言明しておこう)をおこなうため、早めに到着されたのだとか。大の平山ファンだという真藤氏とは、不遇時代の赤貧較べ(!?)ほかで、ことのほか盛り上がったらしく上機嫌な御様子だった。

 と、今度はそこへ、怪談文学賞の正賞として授与される青行燈を携えた、天野行雄さん@日本物怪観光が到着。
 ギリギリまで手を加えていらしたという青行燈、今年も素晴らしい出来映えである。早速、会場にて点灯式をおこなうと、取り巻いた関係者から感嘆の声が漏れていた。

aoandon08.jpg
↑右から『あちん』『竜岩石』『遊郭のはなし』を
それぞれモチーフにした青行燈。
あれ、右端に見えてる手の主は……!?(笑)
satoandon.jpg
↑『遊郭のはなし』の行燈は……点灯したらホントに何か出そう!?

投稿者 東 雅夫 : 2008年05月13日 22:21 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年05月12日

授賞式にて(その1)

 9日午後6時30分より恵比寿ガーデンプレイスのウェスティンホテルで開催されたダ・ヴィンチ文学賞&『幽』怪談文学賞の合同授賞式。

 始まる2時間ほど前から、ミステリチャンネルのテレビ取材や、雀野日名子さんの地元福井から駆けつけたタウン誌『月刊URALA』の取材などが、控え室でおこなわれました。
 その席上で撮影されたのが……。

shimakotenohira.jpg

 岩井志麻子さん曰く「ねえちゃんじゃ」とのことですが(『ぼっけえ、きょうてえ』をお読みの方なら分かりますね?)、てのひらーの皆さんなら、気になる胸元のコレ、すでにどこかで見覚えがあるのではないでしょうか(笑)。

 実はシマコさん、山下昇平さん制作のこの掌がよほどお気に召したのか、なんと選考委員挨拶にも、このままの出で立ちで登壇されたのでした!(つづく)

投稿者 東 雅夫 : 2008年05月12日 22:42 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年05月11日

驚きました。

 すでに御存知の方も多いでしょうが、今月8日に開催された日本ホラー小説大賞の最終選考会議で、『てのひら怪談』でもおなじみの田辺青蛙さんの「生き屏風」と、第2回『幽』怪談文学賞で短編部門大賞を受賞した雀野日名子さんの「トンコ」が、なんとダブルで短編賞を受賞しました!

 小生は同賞の予備選考委員を務めているため、すでに両作品にも目を通しておりまして、それぞれに持てる個性が遺憾なく発揮された見事な出来映えに、「あるいは……!?」と密かに期待するところもあったのですが、まさかこのような嬉しいサプライズが待ち受けていたとは!
 驚くとともに欣快の極みであります。

 また、久々の大賞に、今年度ダ・ヴィンチ文学賞で大賞を受賞したばかりの真藤順杖さんの長篇「庵堂三兄弟の聖職」が選ばれたことにも驚かされました。こちらはホラーの既成概念を打ち破るような起爆力を秘めた逸品です。
 そして長編賞を受賞した飴村行さんの「粘膜人間の見る夢」は一次選考で小生の箱から出た、これまた「超」のつく異色作でした。

 受賞された皆さんには、心からなる祝福の言葉をお贈りしたいと思います。
 このところやや沈滞気味であった日本ホラーの世界に、今回の受賞4作家が新たな旋風を巻き起こすことを願ってやみません。

 さるにても、先ごろ大藪賞を受賞された福澤徹三さんや、すでに大ブレイク中の平山夢明さんに続いて、怪談文芸のフィールドから飛び出した才能たちが、こうしてさらなる脚光を浴びつつあるのは、本当に嬉しいことであります。
 この流れを、さらに大きな怒濤の奔流へと加速させるために、小生も及ばずながら微力を尽くしてまいる所存です。
 ここをご覧の皆さまも、『幽』や幽ブックスやてのひら怪談シリーズに、どうか益々の御支援を賜りますよう、お願い申しあげます。

 ……というわけで、まずは下の2冊を粛々とクリックだ!(笑)







↑どちらも予約特典交渉中!

投稿者 東 雅夫 : 2008年05月11日 15:21 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年05月07日

ボナトラ緊急追加!

 文庫版『てのひら怪談』について、さらなる嬉しい速報が。
 先にお知らせした文庫オリジナルの書き下ろし新作が、急遽、増量されることになりました!
 今回、追加収録されるのは、下記の3篇です。

梅原公彦「旅の忘れ物」
君島慧是「月は緞帳の襞に」
グリーンドルフィン「(地獄、かな)」

 これで文庫版『てのひら怪談』は、全108篇収録となります。
 …………煩悩かよ!?(笑)

 冗談はともかく、この時期にページ取りが変わるのは、校正の段取りとか、目次とプロフィール部分を直さなくてはならないとか、本当なら敬遠されてしかるべきところですが、そこをあえて労を厭わず、手間を惜しまず、1篇でも多くの新作に陽の目を見せたいという方針を快諾してくれた斉藤さんの英断に拍手をおくりたいと思います。

投稿者 東 雅夫 : 2008年05月07日 22:25 | コメント (0) | トラックバック (0)

文庫版『てのひら怪談』解説

 ながあああーーーーく、くらあああーーーーーーい、旧天城隧道のごときトンネルの中をさまよっているかのような仕事状況でありまして、ブログの更新が滞っておりましてスミマセン。
 そんななか、一条の光明のごとき嬉しいメールが、ポプラ社から。

tenobunkocvr2.jpg

 京極夏彦さんにお願いしていた、ポプラ文庫版『てのひら怪談』のための解説が、先ほど到着しました。
 早速、拝読。
 文庫の版組で10ページに及ぶ力作です。

 怪談とは何か?
 この難問について思いを凝らすにあたって、『てのひら怪談』という本が、どのような意義と役割を備えているのか?

 本書のまったく新しい愉しみ方を、大胆に示唆してくれる、まさに解説のお手本のような解説であると感じ入りました。

 これを読むためだけにでも、文庫版も必携、ですな(笑)。

投稿者 東 雅夫 : 2008年05月07日 14:48

2008年05月03日

【御礼】連絡とれました!

 下記の件、無事に24号さんから連絡をいただきまして、これで『てのひら怪談3(仮題)』収録予定の全作家が揃いました。
 御協力ありがとうございました。

yunogo2.jpg
↑現在、あさのあつこ『ぬばたま』の原風景を求めて
岡山県美作市の湯郷温泉に滞在中。




投稿者 東 雅夫 : 2008年05月03日 09:16 | コメント (0) | トラックバック (0)