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2009年05月31日
「東雅夫のイチオシ棚」更新ビーケーワンの辻です。
「東雅夫のイチオシ棚」 更新しました。
『幽 第11号』予約開始!第一特集のテーマは「遠野物語」。購入者特典もついてます。
清新なファンタジーをお届けする「カドカワ銀のさじシリーズ」の新刊が発売。
寮 美千子著『夢見る水の王国 上下』(購入者特典つきです)、荻原 規子著『RDG 2』 、
濱野 京子著『碧空の果てに』 。
末國善己編『野村胡堂伝奇幻想小説集成』はファン垂涎の一冊。部数限定出版につきどうぞご予約を。
海外小説では『ゴースト・ストーリー傑作選 英米女性作家8短篇』が超オススメ。
評論・研究書でも面白いものがいろいろ出ています。
心霊写真の文化的な背景を考察したジョン・ハーヴェイ著『心霊写真』 。
フランス・ブルターニュ地方の死にまつわる怪談を集成した
アナトール・ル=ブラース著『ブルターニュ死の伝承』。
異色の絵画史、中野 京子著『怖い絵 3』 。
ポー生誕200周年を記念して編纂された『エドガー・アラン・ポーの世紀』 。
伝奇小説を楽しむのに欠かせない「風水」の知識を豊かにしてくれる2冊。
呉 佳錡著・山道 帰一著『完全定本〈実践〉地理風水大全』と
宮内 貴久著『風水と家相の歴史』。

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投稿者 coolmint : 2009年05月31日 12:37 | コメント (0) | トラックバック (0)
朝から晩まで怪談日和!? まずは午前中、茗荷谷のビーケーワンで、辻さんタカザワさんと定例会議。
本日の中心議題は、いよいよ1日から始まる(すでに今年度の応募要項が専用サイトにアップされています)第7回ビーケーワン怪談大賞開催中のブックフェア展開について。
この時期、毎年のように強調しておりますが、怪談大賞はオンラインの新刊書店が開催するイベントでありまして、開催期間中の本の売り上げが、きわめて重要な評価基準となります。
怪談大賞に参加される皆さまの御理解と御支援を、何卒よろしくお願い申しあげます!
昼食後、四谷左門町の於岩稲荷田宮神社さんへ向かう。
先にも記したように、『お岩 小山内薫怪談集』の発売日である今日5月22日が、同神社の例大祭の当日に当たっていたため、編集Rと式典に参加させていただいたのだ。
本殿に上がってすぐ御挨拶させていただいた講談師の神田阿久鯉さんをはじめ、女性の参列者が圧倒的に多いことに、同社の由来が偲ばれた。
いつもお世話になっている同社禰宜の栗岩英雄さんに促されて、今回の出版の経緯などを手短に御説明したところ、温かい拍手をいただき感激する。

▲朱の幟旗が盛大にはためいて祝典気分を盛り上げていた。
思ったより早く式典が終了したので、編集Rと喫茶店で、怪談実話コンテストの選考委員をどなたにお願いするか(凄いメンツになりそうなので乞う御期待!)とか、9月に新潟で開催を予定している5周年記念イベントのこととか、もろもろ打ち合わせを。
そのあとクルマで中目黒へ移動し、他の『幽』スタッフと合流して祖父江慎さんのデザイン事務所へ押しかける。毎号恒例の誌面デザイン打ち合わせである。
今回はリニューアル号ということもあってか、延々5時間近い長丁場に。祖父江さんはじめ、皆さんお疲れさまでした。おかげで今回も、充実した誌面をお届けできそうなので、御期待ください!

▲MOTOKOさん撮影の巻頭グラビア用に色分解の指示を入れる祖父江さん(の手)。
指示内容が……こここ、怖すぎる…………。
というか、遠野取材の際に撮影された今回のグラビア、本気でシャレになりません。

というわけで、『幽』第11号のビーケーワン予約も始まりました。
例によって、予約特典のメルマガ増刊号も用意しておりますので、下記よりぜひ御予約のほどを!(内容一覧あり)

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投稿者 東 雅夫 : 2009年05月31日 04:19 | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年05月28日
『てのひら怪談 己丑』見本完成! 6月5日発売のポプラ文庫版『てのひら怪談 己丑』の見本が出来上がりました。
できたてほやほやなところを、お披露目します。

思わず店頭で手に取りたくなるような、とても愛らしく、かつ妖しい、素敵な本になったと思います。
関係者の御尽力に感謝。特に造形・撮影を御担当いただいた山下昇平さん、更めて凄い才能の持ち主であると感服いたしました。
著者の皆さんには、発売日の直前くらいに届くのではないかと思います(なにせ大量に梱包・発送することになりますので……しばしお待ちを)。
カバーの紹介文は、下記のとおり。
いまインターネットで話題騒然の「3分で読める800字の怪談」シリーズ、待望の第二弾ついに登場! 一度読んだら二度と忘れられない(?)怖い話、不思議な話、奇妙な話、せつない話……三度の飯より怪談が大好物の書き手たちが腕を競った中から、特に評価の高かった作品ばかり全108編を一巻に厳選収録。
解説/稲川淳二
ぜひ下記より御予約くださいませ。

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▲オリジナル特典付きで予約受付中!
投稿者 東 雅夫 : 2009年05月28日 17:29 | コメント (1) | トラックバック (0)
2009年05月27日
夢見る水の王国 寮美千子さんの長篇ファンタジー『夢見る水の王国』の見本が届きました。
上下巻で860ページに及ぶ大作です。

小生、下記の推薦帯文を寄稿しております。
読み進めるにつれて読者の世界観が一変してしまう――そんな力を秘めた物語こそ、本物のファンタジーなのだと私は思う。
澄明な驚きと旅への憧れに満ちた『夢見る水の王国』は、その最新にして最深の実例に他ならない。
東 雅夫(アンソロジスト/文芸評論家)
そのタイトルからも窺われるとおり、ドイツ浪漫派のファンタジスト――ノヴァーリスやティークやオットー・ルンゲの世界を強く連想させる、硬質な異界憧憬に満ちあふれた力作です。
怪談やホラーもいいですが、たまには良質なファンタジーも読みましょう!(笑)

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▲ただいまビーケーワンにて予約受付中!
投稿者 東 雅夫 : 2009年05月27日 16:59 | コメント (1) | トラックバック (0)
2009年05月23日
『本の雑誌』に嬉しい記事が『本の雑誌』6月号の新企画「図書カード三万円使い放題!」――作家の田中芳樹さんが、紀伊国屋新宿店で、三万円分の図書カードで好きな本を購入するという記事を読んでいましたら、いちばん最後に、なんと〈伝奇ノ匣〉の『ゴシック名訳集成 吸血妖鬼譚』を選ばれて、次のようなコメントが!
「古典のいいのが入ってるんですよ。芥川龍之介訳『クラリモンド』だとか、ガストン・ルルーの吸血鬼物。日夏耿之介や横溝正史が訳者として名を連ねています。過去に出たものを集めただけといえるかもしれませんが、これは企画の勝利でしょう。ひたすら読みたいという一心で選びました。最後の最後にいいものを見つけましたね」

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いやはや、さすがにお目が高い!
田中芳樹さん、ありがとうございました。

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投稿者 東 雅夫 : 2009年05月23日 14:11 | コメント (0) | トラックバック (0)
小説現代6月号は「大江戸怪談特集」 『小説現代』6月号の見本誌が届きました。
小生は巻頭グラビア「東京の幽霊坂を歩く」(撮影は但馬一憲氏)に、こんな感じで登板しております。

▲個人的には左ページ上の写真がお気に入り。
文字数はわずかですが、千代田区富士見の某幽霊坂にまつわる因縁話などにも触れておりまして、特に某ホラー大賞関係者の方などは面白く読んでいただけるのではないでしょうか(笑)。
なお、今号は「大江戸怪談特集」と銘打ち、『幽』でもおなじみの平山夢明さんによる「吉原首代売女御免帳」、加門七海さんの「とうた」、さらには東郷隆さん「蓬ヶ原」、中路啓太さん「黒い骸」、朝井まかてさん「やもめ長屋の女房」という5篇の時代怪談が掲載されておりますので、怪談ホラー・ファンは必読ですぞ。
おっと、それから京極夏彦さんの連載「死ねばいいのに」(なんというタイトル/笑)の「二人目。」にも注目!

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投稿者 東 雅夫 : 2009年05月23日 13:50 | コメント (0) | トラックバック (0)
てのひら己丑は、こんな顔いよいよ発売が近づいてきましたポプラ文庫版『てのひら怪談 己丑』の書影をお披露目いたします。

前巻の「てのひらちゃん」に続いて登場の新キャラ「ブンコちゃん」です(笑)。
造形および美術と撮影はすべて、今回も山下昇平さんが才腕をふるってくださいました。なんともキッチュ! で、よーく見ると懐かしくもブキミな光景ではありませんか。
本文のあちこちにも、旅するブンコちゃん(!?)の映像が挿入されているので、お愉しみに。
もちろんヴィジュアルばかりでなく、今回の文庫版にはいろいろと新たな魅力が盛り込まれているのですが、やはり最大の呼び物は、稲川淳二さんによる巻末解説でしょう。
本文チェックの際にじっくり拝読したのですが、なんと稲川さん、ゲラ刷りを一度ならず二度までも読み込まれて、本当に懇切丁寧に本書の感想を開陳されているのです。
その背後に横溢する「怪談愛」の深さに、共感と畏敬の念を覚えることしきりでありました。
なお、ビーケーワン購入特典として、サイトウさん、タカザワさん、辻さん、小生による「てのひら怪談の明日はどっちだ!?」座談会を予定しております。
ふるっての御予約を、お待ち申しあげます!

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そして、ハッと気がつけば、6月1日からは、今年度のビーケーワン怪談大賞が幕を開けるではないですか!
今年も、応募作は1人3作までとなります。
こちらも、ふるっての御応募をお待ち申しあげております!
投稿者 東 雅夫 : 2009年05月23日 01:15 | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年05月21日
『お岩』様、発売です ビーケーワンで『お岩 小山内薫怪談集』が24時間以内出荷となりました。
いま御注文いただければ、明日の夜には、怪談実話系の元祖ともいうべき稀有なる長篇怪談の世界にどっぷり浸ることができるのです!(一部地域を除く)
特典もお値打ちですよ。
ちなみに先に紹介した産経新聞さんの記事ですが、ネット・ニュースとして下記サイトで閲覧できるようです。御関心のある向きはぜひ、御高覧のほどを。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090518-00000582-san-ent

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投稿者 東 雅夫 : 2009年05月21日 13:48 | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年05月20日
「東雅夫のイチオシ棚」更新ビーケーワンの辻です。
「東雅夫のイチオシ棚」 更新しました。
京極夏彦の“日本一のどんびきエンターティメント”『厭な小説』が遂に発売。
第3回幽怪談文学賞短編部門大賞受賞作・岡部えつ『枯骨の恋』予約開始しました。
著者インタビューの購入者特典つきです。
『新・幻想と怪奇』は知られざる名作を集めたアンソロジー。
そしてお待ちかね!『てのひら怪談』の最新作が発売決定。
『西洋中世奇譚集成東方の驚異』は中世人の想像力の豊かさに打たれる一冊です。

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投稿者 coolmint : 2009年05月20日 10:18 | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年05月19日
厭な到来物鬼気やら幽気やら霊気やら瘴気やらが、もう第1弾にも増して濃厚に横溢して噎せかえりそうな『怪談実話系2』のゲラ読みを終えて、まえがきを書き上げ編集コンセイRに送信して、サテともかく少しだけ横になろう……と遮光カーテンを鎖してウトウトしたとたん……宅配便に起こされた。
折しも拙宅は、『文豪てのひら怪談』のための作品セレクト真最中のため、常にも増して室内が、それはもうとんでもないことになっている。
飛騨の山脈(やまなみ)さながら重畳する本の山をすりぬけ飛び越し潜りぬけ何とか玄関にたどりつき、ホイと手渡されたのは、持ち重りのする書籍ケースが2個。
開いてみたら、これ、だった。

思わず「うわあああああ」と楳図かずお先生の吹き出しさながらな低い叫びを漏らしたのは申すまでもあるまい。
「知りませんからね、読んで後悔しても。」って、そんなこと云われても…………ねえ?(笑)
新刊の『厭な小説』はともかく、そのまわりをやはり厭な感じで囲繞する〈東京伝説〉の群れは何かというと、6月刊行予定の『東京伝説ベストセレクション 壊れた街の怖い話』の巻末解説執筆をお引き受けしたのである。『異常快楽殺人』や『Sinker』以来の平山読者としては、ちょいと感無量なり。
もちろんどの巻も出た時点で拝読しているのだが、「ベストに入れる作品に丸印をつけてお送りしときました!」という担当編集者M氏のワイルドかつ迅速なお手配であった。よ、仕事が早いね、竹書房!(笑)
嗚呼しかし、よりによってこの取り合わせ――『厭な小説』と『東京伝説』シリーズを一気読みする巡り合わせになろうとは、本当に

投稿者 東 雅夫 : 2009年05月19日 19:00 | コメント (0) | トラックバック (0)
今度は産経新聞に! 先週来『怪談実話系2』(6月刊)と『鏡花百物語集』(7月刊)と『文豪てのひら怪談』(8月刊)の三つ巴(も、もちろん、連日のように恐怖のイソザキ編集長から督促電話を頂戴している『日本幻想作家大事典』も忘れていませんよ、ええ、忘れていませんとも)状態で、事前告知ができませんでしたが、先日の朝日新聞さんに続き、今度は産経新聞さんの昨18日付朝刊文化面で、拙編著『お岩 小山内薫怪談集』(5月刊)を取り上げていただきました。
しかも、こんなに大きく(深謝!)。

本が出る前から、こんなに注目していただくというのは初めての経験でして、さすがは四谷様の御霊威あらたかなることよ……と恐懼しつつ感じ入っております。本当にありがたいことです。
小生も電話取材に応えてコメントをしておりますので、どんな記事か御関心のある向きは、お近くの図書館等にて、おついでの折にでも御参看いただければ幸甚であります。
投稿者 東 雅夫 : 2009年05月19日 12:36 | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年05月15日
『枯骨の恋』予約開始!第3回『幽』怪談文学賞の大賞(短篇部門)を受賞した岡部えつさんのデビュー作品集『枯骨の恋』のビーケーワン予約受付が始まっています。

「エロ怖い」をキャッチフレーズに、とりわけアラサー&アラフォー世代の女性読者にとっては、とても他人事とは思えないような、切なくも狂おしい恐怖と怪異と情欲の物語が全部で7篇、収められています。
もちろん、女性心理の謎めいた深奥に関心のある男性読者にとっても、興味津々な内容ですゾ。いろいろ勉強に(?)なります!
オリジナル購入特典として、実は岡部さんとは以前からの知り合い(故・安原顕さん繋がりだそうな)というタカザワケンジさんに、ビーケーワンの辻和人さん、小生の3人が聞き役となって、岡部さんの華麗なる〇〇遍歴に迫った「岡部えつ受賞記念座談会」が付く模様です(笑)。
下記の書影をクリックして、ふるっての御予約をお待ち申しあげます(岡部さんからビーケーワン読者へのメッセージも読めますよ)。

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投稿者 東 雅夫 : 2009年05月15日 22:55 | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年05月14日
怪談タイムカプセル!これも『お岩』様がらみの話題なのですが、今回のビーケーワン特典として、小山内薫が同篇を執筆するに際して参考にしたド・ベンネヴィル“The Yotsuya Kwaidan or O'Iwa Inari――Tales of the Tokugawa”の粉本となった(ややこしいな……)下記3冊の講談落語本から、サワリの部分を抽出してお目にかけようと思っています。
※春錦亭柳桜『四谷怪談』(一二三舘・1896年2月刊)
※桃川若燕「四谷怪談 お岩稲荷の由来」(国華堂書店版『実説 怪談恋物語』所収/1910年10月刊)
※蓁々斎桃葉口演「四谷怪談」(博文館版『講談文庫 怪談集』所収/1911年10月刊)
上記のうち『四谷怪談』と『怪談恋物語』は、国会図書館に収蔵されているので容易に参照できるのですが、3番目の『講談文庫 怪談集』だけが、国会には無い。
で、なぜか小生、本書の解説を執筆する直前に(笑)、偶然にも同書を入手していたわけです(嗚呼、怪談の神様、いつもながらありがとうございます!)。

このように、達筆な旧蔵者のお手製と思われる厚手のカバーにくるまれておりました。
入手直後は、解説を書かねばいけなかったりバタバタしていたので、中身を読むだけで手一杯。
ようやく先ごろ一息ついて、ふと、カバーを外してみることにしたのですな。ジャーン!

なんとなんと、お手製カバーの下から、本来のカバーが姿を現したではないですか!
しかも、すっぽり厚手のカバーで保護されていたために、ヤケもシミもほとんど無い、ほぼ新刊当時そのままの状態でありました。

『講談文庫 怪談集』が刊行されたのは、明治44年(1911)――今からほぼ一世紀前です。古書に詳しい方は御存知かと思いますが、本の中でもカバー部分はもっとも褪色・破損したり失われたりしやすく、めったに出版当時のコンディションのものにはお目かかることができません。
100年の時を超えて、思いがけず届けられた、ささやかながら心躍るタイムカプセルでありました。

▲目次ページは青と赤の二色刷。
当時の本は贅沢で趣がありますなあ。

一世紀前に負けない怪談本を世に送り出すべく、今後も精進したいと思います。
投稿者 東 雅夫 : 2009年05月14日 02:18 | コメント (1) | トラックバック (0)
『お岩』様の見本、到着!〈幽クラシックス〉の最新刊『お岩 小山内薫怪談集』(東雅夫編)の見本が、到着しました。

ご覧のとおり、小生が当初、思い描いていたとおりの「黒い本」になりました。
いろいろなアイディアを盛り込んでくださった、デザイナーのchuteさんに感謝!

▲タイトルに絡まる巳(みい)さんのアップ。
こういう繊細な処理はchuteさんの独壇場ですな。

▲目次はこんな感じ。ちょっとガーリッシュ!?
本文を黒く縁取りして、小口や天地を黒っぽく見せるというのは、ひとつには予算的に「塗り」(往年の桃源社版『黒魔術の手帖』みたいなやつね)が困難だったという裏事情もあるんですが、結果的に、薄闇のイメージを醸し出しており、幽明が無気味に混在するお岩様の物語にふさわしい体裁となったように思います。
発売日は5月22日ですので、どうか、よろしくお願いいたします。
ちなみに……この日付、なんと四谷の於岩稲荷田宮神社の大祭当日にあたっております。
といっても、わざと、それに合わせたわけではないのです。
そもそも本書は、当初の予定では4月発売のはずが、『怪談文芸ハンドブック』書き下ろしの遅延やらなにやら諸事情により急遽、スライドすることになり、担当編集者と営業部との相談で、まったく偶然にも22日発売と決まったのでした。
つい先日、別件の調べもので、於岩稲荷さんの資料を見ていて、この驚くべき符合に気づいたときには……さすがにゾーッと致しました。
もちろん大祭当日は本書を携え、参拝にうかがわせていただくことにしております。

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▲ただいま豪華特典付き予約受付中!
投稿者 東 雅夫 : 2009年05月14日 00:30 | コメント (1) | トラックバック (0)
2009年05月13日
売上げTOP10 更新しました!幻妖ブックブログの読者のみなさんがビーケーワンでお買い上げになった怪奇幻想系商品のランキングを発表しました。
『怪談文芸ハンドブック』のV2です!
ぜひご覧下さい。
投稿者 : 2009年05月13日 05:45 | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年05月11日
メディアファクトリーで緊急会議もろもろ可及的速やかに相談・決定しなければならない懸案事項があったため、急遽、夜中のメディアファクトリーにおもむき、吸血キッシー、編集モンゴリ改めチンギスRと、ひそひそ三者会談をおこなう。
『ダ・ヴィンチ』で夏に予定されている怪談実話特集の件、今夏の『幽』イベントの件、いよいよ開催へ向けて本格始動する『幽』怪談実話コンテストの件……いずれも前向きな、もしくは、ちょっと前向きすぎるかもしれない(!?)ような方針が固まったので、御期待いただきたいと思う。

▲編集チンギスRからプレゼントされた恐竜ベーゴマの翼竜。
ナイスな造形です。ありがとうありがとう!
打ち合わせの合間にふとキッシーの机を見やると(ヨーグルトごちそうさまでした!)、そこには目下鋭意制作進行中の岡部えつ短篇集『枯骨の恋』やら、勝山海百合さん待望の第二短篇集『十七歳の湯夫人』やらのカバーデザインラフが!
どちらもアッと驚く――それぞれ全く違ったノリで、なんですが――素晴らしい出来映えではないの。お愉しみに!
ちなみに、海百合さんは『幽』次号の第一特集「怪談遠野物語」に、岡部さんには第三特集「厠の怪談」に、それぞれ登板していただきますので、こちらも御期待ください!
投稿者 東 雅夫 : 2009年05月11日 11:25 | コメント (0) | トラックバック (0)
ダ・ヴィンチ6月号で『怪談文芸ハンドブック』特集 『ダ・ヴィンチ』6月号が発売になりました。
俳優さんのポスターや漫画キャラのファイルが附録に付くという何だか別の雑誌のような豪華さであります。
いいなー『幽』もこういう附録やりたいなー、『幽』怪談文学賞作家勢揃いのポスターとか伊藤三巳華さん描くコワ可愛いキャラのファイルとかどうでしょうか(笑)。

さて、今月の「幽・怪談通信」コーナーでは、かたじけなくも拙著『怪談文芸ハンドブック』を特集していただいております。ありがたいことです。
とても充実した至れり尽くせりの紹介文とブックガイドを寄稿してくださった、ライターの朝宮運河さんにも篤く御礼申しあげます。
小生も求められて一文を寄せたのですが、短い文字数の中「新刊『お岩』の紹介もよろしく!」という要請があったもので、なんだかワケのわからない感じになってしまいましたスミマセン……。

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投稿者 東 雅夫 : 2009年05月11日 09:29 | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年05月09日
第16回日本ホラー小説大賞、決定!すでに御存知の向きも多いかと思いますが、本日開かれたホラー大賞の最終選考会で、大賞・長篇賞・短篇賞各1名が、下記のとおり選出されました。
【大賞】宮ノ川顕「ヤゴ」(短篇)
【長篇賞】てえし「嘘神」
【短篇賞】朱雀門出「寅淡語怪録」
予備選委員の一人として、受賞者の皆さんに、心からの祝福を申しあげたいと思います。
昨年は、てのひら怪談から田辺青蛙さんが、『幽』怪談文学賞から雀野日名子さんが、共に短篇賞を受賞したわけですが、今年もまた、てのひら怪談作家の一員であり、『幽』怪談文学賞でも連続して最終候補に残る健闘ぶりを見せていた朱雀門さんが、見事に栄冠を勝ち取りました。
古くは『ダ・ヴィンチ』の「怪談之怪」投稿コーナーに始まって、800字掌篇から長篇作品まで、意欲的に、粘り強くチャレンジを重ね、遂に難関を突破された朱雀門さんの、怪談・ホラー分野における並々ならぬ潜在能力が、これを機に一気呵成に花ひらくことを願ってやみません。

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▲朱雀門出「のほうさん」所収

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▲朱雀門出「カミソリを踏む」所収

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▲朱雀門出「プリオン的」所収

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▲朱雀門出「命の書に封印されしもの」「清麗神の復活」所収
投稿者 東 雅夫 : 2009年05月09日 02:58 | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年05月08日
幽霊坂を歩く 都内三箇所の「幽霊坂」を歩いてきました。
『小説現代』来月号の「大江戸怪談特集」にちなんだグラビア企画であります。
担当編集者のKさん、カメラマンの但馬一憲さんと三人で、昼下がりから夕刻にかけて、割合にゆったりと廻ることができました。

▲『幽』の芥川龍之介特集でも訪れた田端の幽霊坂にて
『幽』の巡礼団やら『江戸東京 怪談文学散歩』やらで、すでに探訪した場所もあるのですが、三田の幽霊坂は初めてで、その本格的(!?)なたたずまいに、ひそかに快哉を叫びました。ここは夜に来たら雰囲気ありそうだなー。

▲これぞ都内最恐の幽霊坂!? 詳細は『小説現代』誌上にて!
なんだか坂ごとにパシャパシャ写真を撮られたような気がするのですが(汗)……どんなグラビア記事になっておりますか。
ちなみに特集の競作には加門「隠亡堀」七海さんや、いま名前を出してしまうと万一原稿が間に合わなかったときにアレなので特に名を秘す(笑)超絶多忙なあの方とか、『幽』でもおなじみの顔ぶれが登板するらしいので、お愉しみに!

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投稿者 東 雅夫 : 2009年05月08日 18:38 | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年05月07日
〈文豪怪談傑作選〉09年度ラインナップ発表 連休期間を皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
小生はここぞとばかり累積した仕事もろもろを片づけつつ、『太宰治全集』にどっぷりと浸っておりました。

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いやー、まさかこの歳になって、太宰作品をまとめて読むことになろうとは(笑)。
ちくま文庫版『文豪怪談傑作選 太宰治集』のセレクションに着手していたのでした。
というわけで、今夏の〈文豪怪談傑作選〉のラインナップを正式発表したいと思います。
『文豪怪談傑作選・特別篇 鏡花百物語集(仮)』(7月刊)
『文豪怪談傑作選 太宰治集 哀蚊(仮)』(8月刊)
『文豪怪談傑作選 折口信夫集 水の女(仮)』(9月刊)
鏡花―折口のラインというのは誰しも得心されるのではないかと思うのですが、実は、鏡花―(芥川龍之介)―太宰というラインも、どうして極めて興味深い問題を孕んでいるのです(ついでに云えば折口―太宰も意外な因縁を孕んでいるのですが……)。
もちろん、一昨年の『百物語怪談会』―『柳田國男集』―『三島由紀夫集』と一対を成すラインを意図したという側面もあります。

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しかし何故いきなり太宰なのか……と意外の感を抱かれる向きもあろうかと思います。
これは生誕100年を当て込んだわけではまったくなく(少しはあるかな)、以前から小生、最初期から死の直前に到るまで太宰作品に呪文のごとく繰りかえし顕われる「怪談」というタームに、非常なひっかかりというか心惹かれるものを感じていたのですな。
で、まあ、今年を逃してはなかなかチャンスもあるまいと、「怪談文芸としての太宰治」アンソロジーを一念発起した次第です。
「生まれてすみません」の太宰や「富士には月見草」の太宰ではない本当は恐ろしい太宰治の幽暗な真髄をお目にかけたいと思いますので、どうか御期待ください。

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投稿者 東 雅夫 : 2009年05月07日 06:47 | コメント (1) | トラックバック (0)
で、載りました。
拙編著を社会面で取り上げていただくというのは初めての体験で、読書面とはまた違った充実感があるものです。
記事の内容も、限られた字数の中、要所を巧みに押さえた御紹介をいただき、感謝に堪えません(ちなみに記者の方は著者と同姓なれど、血縁関係はないとのこと)。
個人的には、お隣が恐竜関連記事というのも、ツボ直撃でしたな。お化けと恐竜――この世でもっとも愛すべきものたちよ。
ところが……好事魔多しと申しますか、さすがは四谷様というべきか、なんとなんと(すでにお気づきの方もありましょうが)著者の顔写真が別人――同時代の演劇人・島村抱月のものになっており、翌2日付朝刊に下記の訂正記事が載るというオマケまで付いてしまいました。

これは朝日新聞社のデータベース自体に誤りがあったのだそうで、なんともはや、泉下の薫と抱月も苦笑していることでしょう。
なお、昨日からasahi.comでも、同記事が参照できるようになりましたので(n-yujiさん、御教示ありがとうございます)、関心をお持ちの向きは、ぜひ御一読くださいませ。
http://book.asahi.com/news/TKY200905010083.html
投稿者 東 雅夫 : 2009年05月07日 05:26 | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年05月01日
【急告!】『お岩』様の記事が今夜の朝日新聞に掲載昨日、朝日新聞学芸部のO記者から、『お岩――小山内薫怪談集』の件で電話取材を受けたのですが、なんと早くも本日、5月1日付夕刊の、なんとなんと社会面に(!)掲載されるとのことです。
なぜ同作が発表後一世紀近くも埋もれたままになっていたのか、とか、その現代に甦る意義について、とか、問われるままにお話ししたのですが、どんな記事になっているのか、愉しみです。
御関心のある方はぜひ、御高覧のほどを。

▲こちらは帯付きバージョンの書影。
どうです、カッコいいでしょ?
スターレス&バイブルブラック。

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▲ただいま特典付き予約受付中!
投稿者 東 雅夫 : 2009年05月01日 15:18 | コメント (4) | トラックバック (0)
【緊急速報】怪談巡礼団、遠野で唖然、茫然、慄然! 『幽』次号の「怪談遠野物語」特集のために、行ってきました巡礼団!
なんと同地に本家がある(集落名や店名にもなっているのだ、似〇貝美容室とか)編集Rのナビゲートのもと、2泊3日の行程で岩手県遠野地方を廻ってきたのですが、いやはや、宿泊した民宿でいきなりザシキワラシと遭遇したり、最終日には奇妙な偶然が重なったあげく、きわめてシャレにならないレベルの化物屋敷に招(よ)ばれてしまったり……今回も、いや常にもまして、加門七海さん、大活躍でありました。
さすが5周年記念号(笑)。

▲とりあえず、この写真にピーンときた方は、
コメント欄にひと言、お願いします!
詳しくは、7月上旬発売予定の『幽』第11号にて。乞う御期待!
投稿者 東 雅夫 : 2009年05月01日 12:39 | コメント (3) | トラックバック (0)




末國善己編『野村胡堂伝奇幻想小説集成』








