『ねずみのおもい』/吉野あや
我が名は頼豪。三井寺の僧なり。八万四千匹の鼠を使役し比叡山を荒らした者なり。
我は地獄を彷徨った。たとえ戒壇が建立されようと、振り上げた拳が下ろせるものか。幾千年かかろうと、約束を違え、比叡山の讒言を受け入れた帝を許しはしない。
或る日観音様が目の前にお降りなされた。何故怒り狂うのかと問う観音様にあらましを述べると、美しい顔を曇らせながらも願いを聞き届けていただいた。すなわち、帝の末裔の傍にいられるよう、命を授けてやると。
生まれ変わり出会った末裔は地獄の悪鬼よりも巨躯だった。我をつまみ上げ手にちょっと力を込めれば握り潰せそうなほどだ。腹立たしいが、観音様のお導きだ。従おう。
我は常に牢に住む。末裔の機嫌が良ければ表に出られる寸法だ。表に出れば我は常に物陰に身を潜め、せめて一太刀与えんと奇襲を仕掛ける。だがまるで相手にされない。それどころか良い匂いのする食べ物で我を誘惑する。懐柔するつもりらしいが、これを逆に好機とすれば、普段は届かぬ首筋に刃や鋭き前歯を突き立てることも出来よう。
いずれ見ておれ。我を懐柔しようと無駄だと思い知るが良い。
おたんじょう日のプレゼントにデグーをもらいました。本とうはハムスターがよかったけど、大きいほうがいいそうです。だっこするととてもあったかくてかわいいです。
オヤツをあげるとすぐかたにのりました。ひげがこしょこしょしてくすぐったいです。はやくほしいみたいで、いっぱいいっぱいオヤツをあげました。でもがりっとつめでくびをひっかかれたりかじられたりしました。いたかったけどおとうさんはわざとじゃないからゆるしてあげなさいといいました。がんばってがまんします。
だってもうだいすきなおともだちです。
なまえはまだかんがえてるところです。
投稿者:takazawa 2010年07月21日 10時43分
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